3/28 Zepp Haneda公演レポート

【ネタバレ注意!】今後参加する方で事前に内容を知りたくない方はご遠慮ください。※セットリストがあります!

写真はギタリストの鈴木マリアちゃん(@Maria_Suzuki_)のツイートからお借りしました。レポートと併せて会場の雰囲気を味わってください。

衝撃再び!!
この日のセットリストは横浜から数曲入れ替えるとのことだったので楽しみにしていました。
オープニングは前回と同じ 47 HARD NIGHTS(テックバージョン)でした。同じじゃん!と思わせておいて2曲め。イントロが違うぞ?ここに持ってきたのは「ペパーランド」でした。これは意外!
MCでは濃い森高という言い回しを使っていました。横浜の公演後のFacebookやインスタでファンが“濃い”という表現でたくさん投稿したからかな。森高さんが高校時代にバンドを組んでいたときに使っていた大谷楽器にあったスタジオの“ペパーランド”。「この街ツアー」の熊本公演のときに行ってきました。店で記念にと購入したベースの模型をリビングのテレビの横に飾っています。また行ってみたいな。

「大冒険」「忘れ物」と続けておいて、その次がとんでもない1曲を打ち込んできました。なんと「台風」!!!!ドンパンドドパンですよ。ドドパドンですよ。ドラマーのあきらっちょ大奮闘です。力強く切れの良いドラミングでリズムを刻みます。全然台風シーズンじゃないのになんで「台風」なんだあああ!まさか「台風」が歌われるなんて。「台風」で驚かせておいてさらに「やっちまいな」を持ってきました。や、やるじゃないか。この流れについて森高さんは「ロックしてていいと思いませんか?」とご満悦。横浜公演の後に仲間から、あの黒い衣装はたしかオンラインライブの時のだよねと聞いていたのですが、森高ファンさんがMCで今回の衣装について語りました。オンラインライブの時に使った衣装を一部アレンジしたという説明でした。具体的な変更点は言わなかったけど、肩パッドはオンラインライブではなかったと思います。ツアーでは赤と金、青と金の衣装を使ったので、オールブラックの衣装はまるで異なるテイストです。ドラムのあきらっちょは「ザ・バスターズ・ブルース」なんかも叩き方がいいんですよ。
さて、ここで例のごとく音響面のお話。横浜ではかなり大きな音量でいかにもライブハウスという分厚い感じの鳴り方でしたが、羽田はかなりスッキリした綺麗な感じの音に聴こえました。自分の位置は上手側センターブロックの通路席。なので音は右から聴こえてきます。途中まで左隣の方が不在だったので動きやすかったですが、その後いらっしゃってやや控えめな動きに変えました。それでも通路席は動けるからいいな。森高さんは横浜ではサイドに行く回数がちょっと少なめでしたが、今回はかなり行ったり来たりしてました。上手側に来た時はサイドブロックまで行かずに私がいた通路付近までだったので、正面で歌う姿を観ることができました。後で書きますが、最後の方ではサイドブロックにおいしいシーンが。あれは羨ましかったなあ。
今回はスチール撮影はなし。代わりにビデオ撮影をしていました。また数曲でもいいから見せていただきたいです。当然まるごとは大歓迎!!観られなかった方々のためにも視聴のチャンスを!!

MCの最中に土地の美味しいものなどの紹介がなく、販売して欲しいグッズの話に。保冷バッグやのれんなどのリクエストがあったそう。「のれん欲しいですか?」の問いかけに相当数の拍手がありました。のれん欲しいです。あ、風呂敷でもいいか。実用的だから。
「ALONE」にまつわるエピソードが興味深いものでした。MVに中に弁当屋さんが出てくるのですが、森高さんが言っているのは「ハンバーグ弁当ください」だそうです。「のり弁とハンバーグ弁当を思いついたけど、のり弁じゃ合わないかと思った」とのこと。
ホワイトクイーンのメンバー紹介では、キーボードの佑ちゃんに続いて、またしてもマリアちゃんが大きなハートを作ってくれました。どんどん楽しそうにやってくれるようになっているんですよ。笑顔たっぷりのハートをありがとうございます!!!
グッズ紹介ではA4撥水ポーチが全色ソールドアウトしたそうです。オレンジを買おうと思ったけど、横浜に続いて売り切れてしまっていたので黄色を買いました。全色ゲットの方も数多くいたようですね。売れ行きが良かったから追加発注するんじゃないですかね。まだツアーが続きますし、地方の方々は参加する会場で買いたいですよね。
客席には今回も数名の森高衣装を着た女性の姿が。それを見つけた森高さん、「森高ランドとかストレスとか非実力派宣言とか」と言ってましたが森高ランド?それはLUCKY7のですねえ。青系の衣装色々あったからごっちゃになってるのかもですね。話しかけておいて、「あ、喋っちゃいけないんですね」という下りはもはや定番です。

本編最後の3曲が歌われ、そして、アンコール。三拍の手拍子は横浜ではだんだん加速して行きましたが、羽田ではややセーブ気味でしたが、それでもやはり高揚感が隠せない走り気味な催促に。ホワイトクリーンのメンバーが登場してから一度仕切り直しのテンポになりましたが、どんどんテンポアップしていきました。
「STEP BY STEP」を歌い終わった後のMCはとっても饒舌でした。2公演しかないスペシャルのラスト。ちょいと時間をオーバーしてもいいよってことだったのか、森高さん喋る、喋る。(笑)随分と長い時間話してましたね。なかなかのトークイベント感。実はこういうの好きだったりする。この曲を書いた当時、森高さんは顎関節症で悩んでいました。でも、悩んでも仕方ないなと思って書いた曲が「STEP BY STEP」だったとのこと。ちょっとずつでも一歩ずつ慌てないでゆっくり歩いていくしかない。染みるよねえ、この歌詞。「おつかれさまでした」って括弧を付けてひらがなで書いてるんですよ、森高さん。ほんとに染みる。なんか書いてて泣きそうになってきた。
「LOVE MUSIC」見てますか?と「MUSIC10」聴いてますか?の話。「LOVE MUSICを観ようとしたらやってないんかーい!ってなりました」とのこと。森高さんは日曜深夜にリアルタイムで観てるんですかね。
アロマの検定の1級と2級を取ったとか言ってたぞ。アロマセラピーとさらにもう一つなんか取ったらしい。若いときよりなかなか覚えられなくなってきていると苦笑い。猛勉強したそうです。暇なんですか?(笑)コロナで外出控えめな時期が続きましたからね。まだこれからもたくさん歌ってください。
そして、ここから前に書いた羨ましいお話。「今日は横浜の時とメイクが違うんですよ。わかりますか?」と森高さん。メイクで顔にキラキラを着けていたのだそう。始まったときからずいぶんラメが光るなあと思っていたんですが、何か顔にキラキラする物を貼っていたようです。ただでさえ近いセンターブロックの前の方に近づいて見せていました。こんなシーン珍しいですよ。続けて書きますが、最後に退場する際に両サイドに行ったときに「ほら、ここ!キラキラしてるでしょ!」と身を乗り出すようにしてサイド席前方の方々に見せていました。マジで羨ましかったぞ。前の方にいたかったなあ。
森高さんから思いがけない言葉が!「最後の1曲は立ってもいいみたいですよ。立ちたい人は立ってくださいね。もちろん立ちたくないは立たないでもいいですよ。」これはうれしいっ。ズサッと一斉に立ち上がるかと思いきや、やや控えめな感じに立っていきました。パイプ椅子で隣の人とくっつく程だったので、立ちにくかったのかも?感染防止のために蜜を避けようと(ということにしておきます)通路席一同は半歩通路側へ。見えている範囲の通路席の方々がそうしていました。厳しいホールだと係員が飛んできて「通路に出ないでください!!!」って注意されるレベル。今回は係員も少ないし、ゆるーい扱いでした。
ああ!立って踊れるって最高っ!!と盛り上がる客席。通称“背泳ぎ”での腕ぐるぐるは楽しいですよね。なんて楽しいんでしょうとぴょんぴょんしながら踊っていたら、森高さん2番のアタマで痛恨の歌詞ちょっと出てこず。「私オバ」でミスるのはあまり記憶にないなあ。過去にありましたっけ?

こんなに楽しくていいんでしょうか。濃いセトリでのライブ。またいつかやって欲しいと思います。新曲こそ作らないですが、200曲もの曲たちが先々の新たなセトリとして待っていてくれるのかもしれません。その時が来るのを待ちたいと思います。いやはや素晴らしい2公演でした。

 

【セットリスト】

01) 47 HARD NIGHTS(テックバージョン)
02)  ペパーランド
MC
03) 大冒険
04) 忘れ物
05) 台風
06) やっちまいな
MC
07) 青い海
08) 遠い昔
09) 自転車通学
MC
10) ファイト!!(セルフカバーバージョン)
11) 渡良瀬橋
12) Tony Slavin(セルフカバーバージョン)
MC
13) ザ・バスターズ・ブルース
14) ザ・ミーハー
15) ALONE
MC・メンバー紹介
16) LET ME GO
17) GET SMILE(シングルバージョン)
18) Memories

アンコール

19) STEP BY STEP~彼の人生~
MC
20) 私がオバさんになっても

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