6/28(土)大阪公演レポート(1日目)

【ネタバレ注意!】今後参加する方で事前に内容を知りたくない方はご遠慮ください。※セットリストがあります!

●2025年6月28日(土) 開場 16:00 / 開演 17:00 大阪・NHK大阪ホール

写真はドラムの坂本龍一さん@ryudrum_s、キーボードの山上佑さん@yuu_yamagamiのポストからお借りしました。

とんでもなく楽しかった四国遠征から一週間。今後は万博で人がごった返している大阪での公演です。すでに関西は梅雨明けしており、まさに夏!!

新幹線の中でJR東海とRolling Stone Japanのコラボ企画「Music Traveler 03 feat. 森高千里」のコンテンツを楽しみました。新幹線に乗る機会がない方々にはなんとも歯がゆいコンテンツですよね。インタビュー音声は3回聴いちゃった。今回はこのコンテンツがあったおかげで道中短く感じました。気分もどんどん高揚していきました。
新大阪について冊子をもらいになんばパークスへ。現着するとエスタレーターで降りてくる知り合いとばったり。軽く会釈ですれ違いました。全国でも遠征中にこういう偶然が起きます。大阪はとにかく蒸し暑くて、日差しも強烈。日傘を持参しましたが、傘をさしていないと恐ろしくキツイ。なんばパークスに入りと冷房でひんやり。ほっとしました。
タワレコについてカウンターの店員さんに冊子をもらいに来たことを告げて、アプリの引き換え用のスライドバーをスライドさせて無事に冊子をゲット!この操作を先にしてしまうと受け取り済みという扱いになってしまうので、店員さんに見せながら行ってくださいね。ホールでのピクチャーチケットも同様です。ファンクラブの係の方の前で処理を行ってください。

もう何度も経験済みのNHK大阪ホールに移動。するとグッズ列がとんでもなく長い。この日新発売となったイラスト入りのTシャツがお目当ての方が大集結していたのでしょう。エスカレーターを上がったホールの入口が販売場所なので、人数を区切りながら上に上げるという形でした。ところが一向に列が進みません。この公演がツアー初となる方も大勢いる様子。冷房があまり効いていないロビー。暑い中をすでに歩いて来て大汗かいていた上にロビーも暑くて、途中で熱中症になるかもとビビって、しばし荷物に座ったりして順番を待ちました。

先行販売は15:30で終了するというアナウンス。グッズを買えなかった行列の人たちはそのまま入場列として入場させるとのこと。まあ当たり前でしょうけど。グッズ購入&入場列となったので、どんどん列が長くなっていきました。

16時になって入場。グッズ売り場に行きましたが30人程度がすでに並んでいました。ようやく新Tシャツが変えてほっとしました。このTシャツご自身が大の森高ファンである漫画家・イラストレーターの近藤こうじさんに描いていただいたイラストTシャツです。Xでフォローしていて度々森高さんのイラストやライブに参加されたことをポストしていたのを見ていたので、採用されてとてもうれしかったです。

近藤こうじ(Kojikon Design Lab)
インスタグラム:https://t.co/ldfXLQdvrN
続いてこの日のピクチャーチケットを受け取りにまた行列に並びました。なんだかここまででかなりの苦行を行ったような感じでした。ライブ中大丈夫だろうか?
ピクチャーチケットを受け取ったのが開演30ほど前だったので、しばし仲間たちと歓談してから座席へ。今回の席は自分にとっての憧れの席なのです。なんと1階のセンターブロックの最後尾。振り向けば照明スタッフさん。(笑) 本当は音響さんの前に座りたかったですが、音響さんは下手寄りに陣取っていました。センターで音を調整するんじゃないんですね。実際には私の後ろ数列が使用されていなくて、スタッフさんたちは座席に最後列にいました。L、Rの左右ブロックは一番後ろの列までお客さんが座っていました。その方々よりは私の列はかなり前に位置していました。下手側のLブロックにいる色黒の男の人が気になるなあ。なんか知ってる人にそっくりなんだけど。
さあいよいよ開演です!!大阪初日、いったいどうなる。
影アナの開演のアナウンスから客席の手拍子に移行。暗闇の中をホワイトクイーンメンバーが演奏位置について、ステージ袖に準備完了の合図。いつも通りでのプロセスです。そして森高さん登場であちこちから声が掛かりました。客席数は約1400。市民会館クラスによくあるキャパですね。何度も行っている割にはもっと大きい気がしていました。なので1階の後方ではありましたが、程良く遠い距離に感じました。音を聴いた第一印象は「音いいなっ!!」そして「照明綺麗だなっ!!」前の列の2名の間にちょうど上手のホーリーから下手の横山さんまでがきっちり収まる見え方。どこからでも見やすい設計。しかもほぼドセンなので後ろなのにVIP席で見ているかのような気分に陥りました。遠い分若干音量が小さめに感じましたが、今までに経験したことがない聞こえ方でした。なかなか表現しきれない感じ。気分良く楽しめそうです。

最初の3曲を聴いた感じでは森高さんは絶好調という感じではありませんでした。「NEW SEASON」でいきなりちょっと声が出にくかった所がありました。曲全体もキーが高めなせいかスムーズじゃない感じ?音がいいのと後ろにいるせいか冷静に聴いてる私。ライブの音響を仕事にしたいなと思っていたことのあったので、色々と興味津々な聴き方をしていました。2曲目の「地味な女」からは声の出方がスムーズになりました。客席の皆さんもすでにノリノリ。なんか雰囲気いいぞ。「勉強の歌」へと進んで歌はどんどん良くなっていって全開モードに。客席もTシャツ姿が満遍なくいるようなので一般の方々は少なくて森高ファンで埋め尽くされているようでした。2階席は両サイドの張り出し部分しか見えないのでさっぱりわかりません。

「大阪でやるのは約5ヶ月ぶりです。レッツ・ゴォーゴォー!ツアーでやりました。その時行ったよっていう方いらっしゃいますか?」

実に大勢の方々の手が挙がったので「そんなに入る?」と森高さん。笑い声が起きましたが、両手を挙げる人も多いのでよりたくさんの手が挙がって見えるんですよね。Zepp大阪ベイサイドは約2800のキャパですが、椅子使用だと半分になるでしょうから、だいたい今回のNHKホールと同じキャパですね。同じ方々がまた集まったかーという感じですね。

「ここNHK大阪ホールでやるのは約1年9ヶ月ぶりです。その時来たよーっていう方?」はーい!!!とまた大多数の挙手。やはり大都市圏とその他では客層がまったく異なりますね。「本当にそうなのぉ?」と怪しむ口調の森高さん。お!なんか今日はテンション高いぞ。ファンばかりの1階席の雰囲気を感じ取っているんだな。「今日も元気いっぱいな感じがしてますよ。」

「今日は暑かったですね。東京も暑いですけど、大阪もまた違った暑さに感じます。」外は当然暑いんだけど、新大阪とか梅田とか駅の構内って暑いよなあ。万博のせいもあって人が多いからというのもあるだろうし、大阪の盆地的地形やビルが多くてヒートアイランド現象というものあるのだろうけど、単純に冷房弱いよね。天井の空調スリットから申し訳程度の冷風がそろ~っと出てました。

「この会場の中もどんどん暑くなります。水分補給をして楽しんでくださいね。あまりの暑さに気分が悪くなったりするかも。調子が悪くなったら座ってくださっても結構です。」と注意喚起。そしてこの日の公演はまさに“暑さ”ゆえに色々なことが起きていくのでした。

2階席に注意を促した森高さんの目にコスプレの方が目に止まったようです。「あ、衣装を着た人がいますね!」客席から大きな拍手。2階の下手側にいたようですが見えませんでした。この方は森高さんと同じオレンジの衣装を作って着ていたようです。ちょっと会場で見かけずに終わってしまったな。今後どこかの会場で見れるかな。この日も会場には何名ものコスプレの女性がいらっしゃいましたよ。

「胸の模様は湧き出るエネルギーを表現してみました!」

「今回のツアーは1年掛けて全国を回ります。まだ半分も回ってません。初めての所もありますが、何度も来てもう飽きてないかなと思うこともあります。」そんなことないよー!! 森高さんっていきなりそんなことないよいうは反応があることが分かっていて確信犯的にこういうこと言ったりしますよね。「タイトル通り、皆さんに元気になって帰ってもらいたいと思います。最後まで楽しんで帰ってください!!」

「SWEET CANDY」まで歌い終わってのMC。

「大阪は梅雨明けしたんでしょ?尋常じゃない暑さで。こんなに暑いのにコンサートしてていいのかと。この衣装暑いんですよ。汗が凄いです。お化粧崩れてたら教えてくださいね。」

今回の大阪公演の協賛となっているビエナビスタさんの紹介。『主催はイベントを企画し、運営の全責任を負う立場を指します。主催者はイベントの方向性を決定し、実施に必要な全ての業務を統括します。一方、協賛はイベントを支援する立場です。協賛企業は、主催者が決定した方針に基づいてイベントの成功を後押しする役割を担います。主催者がイベントの舵取り役であるのに対し、協賛企業はその航海を支える存在と言えるでしょう。具体的には、主催者がイベントの企画立案、予算管理、運営実務などを担当するのに対し、協賛企業は資金提供や物品の支援、広報協力などを行います。この違いにより、主催者はイベント全体の成否に責任を負いますが、協賛企業の責任は限定的です。』ということで、今回は協賛金も提供されているのだと思いますが、入場時に手渡されるチラシと一緒にブエナビスタさんの小さめなうちわが入っていました。同じ袋にはファンクラブのピクチャーチケットとは別パターンのピクチャーチケットも入っていましたよ。

「今日と明日はブエナビスタさんの協賛ということでMUSIC10はもう聴いてもらってすよね?」と森高さん。この日ブエナビスタの社長さん来ていらっしゃってたんでしょうね。顔を知らないのでいても気づかなかったですけど。

ここで誕生日の人チェック。6月生まれの方々があちこちで挙手。「今日がお誕生の人?3人?こっちも?あ、紛らわしい…。」といった感じで続いて、結局4人いました。「おめでとうございまーす!素敵な誕生日にしてくださいね。」
「あ、そうだ。初めて来たよっていう方いらっしゃいますか?」はーい!!と数名の声。今回は少なくて、後方席の私の周囲でパラパラと手が挙がった程度でした。あ!気になっている男性も初めて来たのか。

ドラムに移動して「初めての方はドラムを叩くのを見るのも初めてですね。ちゃんと見えますかー?じっくり見てくださいよ。4人の方のためにも、皆さんのためにも、この曲を歌いたいと思います。誕生日の時に聴いていただけるとうれしいです。『素敵な誕生日』!」

真正面からドラムを叩きながら歌っている森高さんを見ることができて気分爽快でした。前方ブロックなのに全然見えない公演もあったもんなあ。叩いてる顔しか見えていないという悲惨。ホールや座席によってこうも違うかと言うほど見え方が色々ですよね。
とても気持ち良さそうにドラムを叩きながら歌う森高さん。ツアーの最初の頃は「頑張れー!」と応援したくなる感じもありましたが、今では完成度の高い演奏と歌になっています。2曲終えてそのまま汗をしっかりと拭い、水分補給もしっかりとしていました。この間を繋ぐかのように飛び交う声援。間ができないのがいい感じですね。ドラムから離れセンターマイクに戻っていく間に拍手が起きました。こういう“お疲れさま”的な拍手も繋ぎに聞こえたなあ。

「2曲聴いていただきましたー!いかがでしたでしょうかあ。顔、ちゃんと見えましたか?」2階の方々にも聞いていました。

ここでクールダウンも兼ねてのご当地のあれこれ紹介。

「大阪は観光というか…。ちらほら座っている方もいらっしゃいますが、皆さん座りましょう。ちょっとここ長くなるからね。」笑いが起きつつ、全員が着席しました。暑い時期になって、このパターンがいいかも。

「今までに大阪城とか黒門市場とかに行きましたけど、今回は万博…」おおっ!!と声が湧きましたが「行ってないですよ。行きたいなと思ってたんですけど時間がなかったから。」といきなりのフェイント。行った方いますかと聞くと客席から相当の数の方が挙手。当然関西勢が多い公演ですからね。知り合いの方ももう何度もリピートしています。「万博は諦めて、写真映えのする大阪出身のスタッフのオススメの所、難波八阪神社に行って来ました。知ってます?大きな獅子殿がある所。」客席からは意外と反応が少なくて、関西の方でもあまり行かないんですかね。それとも反応しないだけ?なんか大阪の方々は毎回クールな印象なんですよね。「知ってるけど行ったことがないのかな。そういうことにしておきましょう。実物を見たくて行ったんですけど大きくて凄かったです。写真撮ってもらえますかと言われて、私と一緒に撮りたいのかなと思ってたら、写真を撮ってくださいという意味だったみたいで。(笑)慌ててスタッフが『私が撮ります』って。」このくだりはウケるだろうという感じでノリノリな口調。「迫力がある写真が撮れたと思うので後でインスタに載せます。見て下さいね。そして、久しぶりにおみくじを引きました。金魚みたいな…。」ん?なんで金魚????「だいたい小吉が出るんだよなあって言ってたら、ほんとに小吉でした。(笑)『願い事叶わぬ。人任せにすると吉』って書いてあったんです。なので今日は皆さんに任せようと思います。」パチパチと拍手 大盛りあがりの公演では「任せてー!」なんて即座に返す人がいるんでしょうけど、皆さん座って休憩モードなのか冷静な雰囲気で聞いていました。

森高さんは一般のお客さんが数多くいる場所での公演の時はちょっと余所行きな感じの口調になることも多いんですけど、大都市で森高ファンがいっぱいの時は凄くフランクに感じる口調になる気がします。今回はなんか普通の会話を聞かせてもらっている感じ。声のトーンが若いなあという印象で聞いていました。

「こぢんまりとした神社なので皆さんも行ってみてくださいね。今日はそこだけでした。明日はまた…言いませんけどね。狙っている所があるんですよ!」おおっ!?と気になるファンの皆さん。「そして、今日来て食べたのは551の肉まん。」やけにベタですね。なのであまり大きな反応はなし。というかあくまでも関西勢の方々も遠征組もクールな雰囲気。「イベンターさんが用意してくれるので必ず食べます。ねぎ焼きも食べました!福太郎のねぎ焼き知ってる人?少ないんだね。え?そんなもん?有名ですよね。」と相当驚いている様子。福太郎本店の食べログ見てみたら3.71で口コミ2137ですよ。大人気店じゃないですか。それでこの反応?なんだろね。不思議。まあ自分も東京生まれ東京育ちですが、人気店でも行ったことない店が多いから同じようなもんか。観光客に人気だったり行列店でも逆に行くのかったるいなと思うこともしばしばな私です。ふと思いましたが森高さんって東京の人気店の行列に並んだりするんですかね。たぶんしないだろうな。「もっと知ってる!というリアクションしてくださいよ。知ってる人~!!」イェーイ!!とお付き合いの声出しとお付き合いの拍手。

インスタでは難波八阪神社・獅子殿、福太郎のねぎ焼き、十五番だんごのきなこだんご・お手土産だんご、standarddonut(スタンダードドーナツ)のドーナツとなっていて数としては少ないですね。standarddonutは森高さんがインスタでみつけたそうです。その分、エピソードたっぷりにまとめたMCでした。森高さん、お団子好きだよねえ。イイダコの入ったたこ焼きの写真は撮り忘れちゃったそうです。

この日、大親友の奥居香ちゃんも大阪で公演がありました。ふたりのエピソードは2日目のレポートでご紹介しまーす!

「では次の曲に。座ったままで大丈夫ですよ。ゆっくりしてください。何度も歌っていますが、毎回違った気持ちで歌っています。じっくりと聴いてください。『渡良瀬橋』聴いてください。」

座ってじっくり聴いた「渡良瀬橋」。リコーダーも完璧でした。照明が天井や壁に当たって綺麗だった愛媛のしこちゅ~ホール。ここNHK大阪ホールでは構造のちがいか天井に当たっているのは後方のみ。前半分には当たっていなくて、ホールによる照明の見え方の違いって面白いなと思いました。
そして、「渡良瀬橋」で座って聴いていた我々は次の「ライター志望」でまたスタンディングに。「臭いものにはフタをしろ!!」で盛り上がってグッズ紹介へ。例のごとくTシャツの紹介の時に着ているかどうかのチェック。「Tシャツ着てくれてますかね~?着てる。着てない。着てる。着てない。着てない…。」と前方列の方々を入念にチェックしました。「着てない人は下向かないでもいいですよ。半分くらい着てるかな。着てなくてもいいんですよ。でも着てくれてるとうれしいかな~って。結構見えるんですよ。」前方ブロックということでは四国2公演の着用率はとても高かかったですが、今日の前方ブロックはツアー初の参加の方も結構いらっしゃったようで、たしかに半分くらいの着用に見えました。後方ブロックは結構着用率が高かったように感じました。全体としてはTシャツを着る人が増えましたよね。仲間たちとお揃いの色で着て、なんだか目立ってしまっていた頃が懐かしいです。あの頃、森高さんはツアーTシャツを着て盛り上がって欲しいに違いないと信じて着ていました。やっぱり当たってましたね。今では種類も増えて色とりどりなのがいいですね。好きなのを着て楽しめばいいという自由度が高いのは森高流に感じます。
森高さんが「今回は4種類あります。」と言ったところで「新しいのが出たっ!!今日から新しいやつ!!」などとアピールする声。ここぞとばかりに待ち受けていたんでしょうね。でも不発です。そうだよね!とならないのが森高さん。「待って!今から言うからっ。先走り過ぎないでよっ。」と不満げな口調です。客席からは笑い声。漫画家・イラストレーターの近藤こうじさんに描いてもらったイラスト。近藤さんが森高さんのファンであることも紹介。「レッツ・ゴォーゴォー!ツアーのアンコールの衣装を描いてくれました。どうですかみなさん?限定商品なので枚数が限られます。買えるのはひとり2枚までだそうです。かわいいよね。今日から発売ということなのでよろしくお願いします。」そして、白い方のTシャツを体の前で広げて合わせてみせてくれました。よくアンコールではツアーTを着るというアーティストさんもいますが、森高さんはアンコールも衣装替えするのがパターンなので自身の公演ではTシャツ姿にはなりません。家に飾る!という声が飛んで森高さんが反応。「そうね。飾る用と着る用を買ってください!」笑
ラバーバンドの紹介でかわいい!という声があって「これかわいいの?かわいいんだ。」だって。かわいいとは思ってないんだ。客席から笑い声がありました。グッズの感想はSNSで見ているそう。「悪口は書かないでね。」トートバッグ「去年のは…(ペラペラ)ペラペラ。今回のはしっかりしてます。」
キーホルダー「光るような光らないような…。」

サコッシュという名称が出てこなくて「これなんだっけ?」今日も肩から掛けてくれました。「衣装に合いますよね。」
アクリルスタンド&アクリルスティックでは机に並べて「結構集めてる人いるのかなあ。私以外のも。私を食事に連れて行ったりしてるんでしょ。ちゃんと見てますからね。」
パンフレット「前のゴォーゴォー!ツアーの時の写真。ゴォーゴォー!ツアー来た人~?」はーい!!とほとんどの人。「またまた~。そんなに入らないっつーの。」笑
生写真「今日は持ってる人、少ないですね。今日はどんな写真?あ、ちょっと貸して。」最前列の男性から借りて眺めてました。」
のれんの写真なので「のれん持ってる人いるかな?」と振っておいて掲げている人には反応せずでグッズ紹介終了…。森高さんが「こんなことろかな。」といった後に前方席の女の子がタオル忘れてます!とアピール。「あ、タオル忘れてましたね。」いつもグッズ紹介の最初の方で紹介するのにね。今回は新商品のことが頭にあって忘れちゃったのでしょうかね。「おおー!すごいですね。2階は…少ないですね。」やはり2階席は地元枠かつお初な感じの方々でしたか。見えていないのでどんなだろうと思っていましたが。それでも猛アピールの男性の声が2階から。「見えてる?」「見えてるよ。でもどこにいるのかわからない。」って見えてないじゃん。2階の下手側前方席でタオルを振りまくっている姿が見えていました。森高さんが居場所を見つけられない時は前方席などの人が仲介役として伝えて上げるという連携プレーが発動し、無事森高さんに見てもらえました。「今回は2色です。森高千里って入ってます。(なんちゃら)に入っていたので忘れてしまいました。」なんて言ってたのかな。今度は本当にグッズ紹介終了。「話が長かったら長いって言ってくださいよ。」爆笑 そんなことみんな言えませ~ん。「おみくじに焦らないようにって書いてありました。私焦りがちなので。次の曲はじっくり聴いてください。」

いつものように「風をあつめて」についての紹介してから歌って、お次の「17才」でハプニング。いつもならターンをするところで♪私は今行きているを余分に歌い続けてしまいました。そしてその次の「私がオバさんになっても」でもさらにやらかしました。「17才」が終わって「私オバ」のイントロが始まってマイクに戻ろうとしたんすが、上着を脱いだものの、スカートを外してない状態。戻りかけの途中で気づいてまたスカートを外しに行ってとバタバタに。歌い出しにはなんとか戻れました。歌い終わってからのMCで「なんか言いたいことあるでしょ、みなさん。歌いすぎましたけど、歌いたかったんですよ~。みんなが笑ってるなあと思って。まあいいんですよ。自分で歌っているんですから。」この間、何か言う度に笑い声や歓声、拍手が続きました。森高さんは真顔ならぬ、トーンが低くマジな口調。かわいく「間違えちゃったあ(照)」なんてならないのが森高さんらしくていいです。「間違えたあ!と思ってるもんだから、その後もミスっちゃって。やっぱりおみくじが当たってるんですよ。『焦らないように』って書いてあったのにね。」今回の公演で一番盛り上がったMCとなりました。終演後の情報によると、いつも下手袖にいて踊っている畠中さんがこの日はなぜか上手側にいて、その動きが森高さんから見えていなかったので間違えたのではないかと。何しろ畠中さんの振り付けは森高さんより完璧ですからね。振り付けの見本、お手本みたいな方ですよね。

ホワイトクイーンメンバー紹介からの「気分爽快」。前方ブロックではサビで左から振ってる人もかなり見受けられて、比較的新しくファンになられた方々が多い印象でした。ツーコーラス目には右からで合わせてました。そのツーコーラス目の入あたりだったと思いますが、ちょっと歌詞が抜けたところがありました。トータルでこんなにハプニングやミスがある公演はちょっと珍しいです。でも楽しさに変わりなし!

「皆さん熱くなって、私の浮かれてますけども。」爆笑 「ちょっと落ち着きたいんですけど、あと3曲になってしました。」ええーっ!!!
「まだ体力残ってますか!まだ元気ですか!まだ行けますかー!!」と最近定番となっている煽り。「2階の人も行きますよー!みんな私について来てくださーい!!」

「夜の煙突」ではマリアちゃんがギターをストラトキャスターに持ち替えて森高さんと並ぶ位置まで前進。高橋さんはそこまで前には出ないですがいつもの位置より前進。穏やかで優しい高橋さんなのでロック調にイケイケ、ノリノリで弾くのは苦手なんでしょうね。マリアちゃんも激しくはやらないですね。皆さんは観たことないと思いますが、以前行ったマリアちゃんのライブでは、なんとかなり激しいパンクをやってました。化粧なんてマリアちゃんとは思えないようなドギツイ感じでしたからね。またそういのも観てみたいものです。曲終わりで森高さんは胸前ハート❤を投げてくれました。前方ブロックの盛り上がりがイマイチだと大きなハートが来ないですねえ。

「今日はありがとうございました!楽しかったです。最後に『私の夏』歌って終わりたいと思います。」最後にと言ったところでええーっ!!と叫びかけたのを意に介せず一気に喋ってました。本編終わりでの挨拶は比較的あっさりめでステージを後にしました。

本編終了後からすぐに始まったたくさんのチサトコールが続いて、ホワイトクイーンメンバーと森高さんが再登場。

アンコールの「雨」。マリアちゃんのギターがとてもくっきりと聴こえてくるので凄く気分良く聴くことができました。高知公演ではよく聴こえなくて残念だったのとは雲泥の差でした。この「雨」ロック・ヴァージョンはギターソロが聴かせどころですからねえ。

「アンコールありがとうございます。今日はほんとに暑かったですね。皆さん顔が赤くなってますよ。『雨』は昨日のミュージックステーションで歌いました。観ていただけましたか?16年ぶりに歌うということで若い人だらけの中で、自分ひとり…。若い人の間でもこの曲は人気があるみたいで、私のことを知らなくても『雨』は知っているという人が結構いるんですよ。昨日は若い人からみなさんくらいまで観ていただいたと思います。そしてたくさんの人に好きだなって思ってもらえるように一生懸命歌いました。」イェーイ!大拍手!

「衣装はこれじゃないですよ。ちょっと色が暗いんです。青に近いかな。同じ生地だけど色違いでMCもないし、肩に貼ってあるのもないし。新しくミュージックステーションのために作ったんです。」てっきり作製してボツになったバージョンを着たのかなと思っていました。「そして早替えなんかしちゃたりして。」座っていた時と違う衣装になったので、そんなに早く着替えられないだろうから、生番組なのに事前にVTR収録したのかなと思ったら早替えでした。お見事!「衣装の上にコートを着て、どうぞ!と言われた時にスタンバイする所まで脱ぎながら行って、歌い終わってからまたコートを着て座りました。またちょこちょこテレビに出るかもしれないです。」おおーっ!!

「私も56歳になりまして、みなさんは私と同じくらい?ちょっと上?Youtubeで見てくださって、コンサートにも来てくださったりして。最近は(若い人が)少ないですけど。」と言って年齢チェックが始まりました。「10代!」と森高さんが聞くとはいっ!!と若い男の人の声。おおー!拍手 「え、何歳?3歳っ???それちょっと無理やり連れて来られたんでしょ。」客席爆笑!!! 「大丈夫~?起きてる~?」森高さんハイトーンで子どもに語りかけるお母さんのような声でした。「ありがとうね!家族に連れて来てもらったのかな?」そりゃそうだと思いますよ。3歳がひとりで来れませんよね。でもご機嫌なのでそんなことを言ってしまう森高さん。

「20代!」でまた若い男性のキレよく元気な声がしました。おおー!拍手 「少ないけど結構いる。また来てねー!次の時は友達連れてきてね。」なんかお店の元気のいいおばちゃんみたいに感じてしまった。ファン拡大にも余念がありません。(笑) 「あとは聞かないよ!」ええーっ!!と残念がるその他大勢。 「聞いて欲しい?」はーい!!!
「30代!」はーい!と男性。「少ないね。」確かにもうちょっといてもよさげ。 2階席にいた女性をみつけ「カップル?」夫婦でーす!
「40代!」はーい!! 多くなってきました。 「結構いますね。若く見える人もいるよ!」と楽しそう。
「私と同じ50代!」はーい!!!とものすごい数。主力部隊という感じでした。
「60代!」さすがに少ないだろうなと思いきや相当な人数いらっしゃいました。声のトーンがぐっと下がって年齢の高さを感じました。客席からは大きな拍手が起きました。「凄いですねえ。60代でコンサートに来てくださる方は皆さん元気です。気合入ってますかね。」
「70代!」さすがに数名に。おおーっ!という歓声と拍手。元気ですねえ。自分は70を超えても元気に参戦できているんだろうか?森高さんは一人ひとりをきちんと確かめながら「ありがとうございまーす!!」 「80代の方はいらっしゃらないですよね?」さすがにゼロでした。80代で来てたらどんな感じの方なんでしょうかね。
「80代で来てたら心配になっちゃいますよね。皆さんもいずれは80代になりますので。私がやっていればね。」笑

果たしてそんな日が来るのでしょうか。80代でもライブレポートと書いてたら凄くね?色々AI化とかしててお手軽にぱぱっとできちゃう時代になってるかもですけどね。キーボードは叩いていないことでしょう。「幅広い年齢の方々来ていただいてうれしいです。ありがとうございます!」

結構このMCも長くなりましたが、凄くいい雰囲気でした。

ここからはメディア出演などの情報のMC
MUSIC10の紹介では「オールナイトニッポンMUSIC10」と言ったところで「サポーテッド バイ ブエナビスタ!」と紹介。何しろ大阪公演の協賛なので是非ものです。FM大阪のララサンシャインレディオを紹介した後で客席から「新幹線は?」とアピール。そうです。これも必須でしょ。協賛受けてるわけではないけど。「はい。ローリングストーンでしょ。持ってますね。そのために新幹線で来たっていう方もいるんでしょ。私が話してるの聞いて来た?ローソンウォーカーっていうのも出てます。それでは皆さん大好きな『この街』歌って終わりたいと思います!」

この街のセリフで「ねぎ焼き」というところでうまく口が回らずに苦労してかなりギリギリセーフ。3回くらい言い直してたかな。

ダブルアンコールに向けてのチサトコール。

「暑くて最後までステージに立っていられるか心配でした。大きな声援と笑顔で私も元気になりました。今日は神社でコンサートが成功しますようにってお祈りしてきたんですよ。でも色々やっちゃいましたね。」笑 「私、楽しすぎるとそういうところがあるんですよ。」ほらー、過去のレポートで何度も書いてきたことがついに森高さんの口から語られました。楽しすぎると歌詞とか段取りとか忘れちゃうっていう説が当たってました。「今日は本当に皆さんに楽しませていただきました。」お互いに楽しませ合うっていうのが森高ライブがよそのライブとちょっと違うように感じる部分なのかもですね。「明日も来るよっていう人~?」ほぼ全員じゃないのっていうくらいの挙手。「だいたい50代くらいの人ですね。」いやいや全世代が挙げていましたよ。

「今日は尋常じゃない暑さでした。水分、塩分、睡眠を取って休んでくださいね。コーフンして眠れないかもしれませんが。休んでまた明日来てくれる方は元気で来て下さい。」最近この“コーフン”というワード好きだよな。「また大阪でやるときは来て下さいますよね?」イェーイ! 「10代、20代の方はちゃんと友達を連れて来てくださいね。別に10代、20代の方だけってわけじゃいないですけど。昨日は周りが20代だったので自分も20代のつもりになっちゃいました。LE SSERAFIM(ル セラフィム)が可愛くて、私ももっと可愛かったなあなんて。」イェーイ!!!おおーっ!!!大拍手 「皆さん私の若い時の映像も見てくれてますよね。そういうのが流れると若っ!!ってなります。でも今の森高が好きっていう方もいると思います。」拍手喝采! 「今日は暑かったね。帰ったら美味しいもの食べてくださいね。たこ焼きとやお好み焼きとか。たくさん食べて元気になって、また森高のコンサートに来てくださるとうれしいです。今日はどうもありがとうございました!」

「テリヤキ・バーガー」は終わったー!という感じがするのでラストの曲のひとつとして大好きです。
森高さんは歌い終わってからステージ袖に消える前に大きくお辞儀して頭上での大きなハート❤
相当楽しくてご機嫌だった証ですね。

さて、この公演。数多くの方が同じ感想を持ちました。それは見やすさと音の良さ。1階センターブロックの最後方となりましたが、遠くて残念という感じがまったくなくて、VIP感さえ感じる見え方。ホワイトクインメンバー全員が一度も前の人に隠させることもなく見えているストレスのなさ。そして音響は今回のツアーの中でも極めて解像感の高いキレのあるいい音に感じました。各楽器の音がハッキリクッキリっていう感じでした。もちろん森高さんの歌声も明瞭感があってとても良かったです。スピーカーから聴こえてくるというよりステージ全体から聴こえて来る感じ。感想の話をすると多くの方が音が良かったかどうかの話をしています。音楽好き、音が好きっていう森高ファンの方が多いなあと感じています。
今回の年齢チェックでは若い方からかなりの年齢の方まで幅広い年代が集まって森高さんとホワイトクイーンを楽しんでいることを改めて感じました。そして、翌日の2日目には“若い人”が超話題になるシーンが訪れます。いったい何があったのか?2日目のレポートもお楽しみに。

 

森高千里インスタグラム:https://www.instagram.com/p/DLceJ8EzFaS/?hl=ja&img_index=1

 

<セットリスト>

01. NEW SEASON
02. 地味な女
03. 勉強の歌
MC
04.ファイト!!
05.二人は恋人
06.SWEET CANDY
MC
07. 素敵な誕生日
08. ロックン・オムレツ
MC
09. 渡良瀬橋
10.ライター志望
11.臭いものにはフタをしろ!!
MC
12.風をあつめて
13. 17才
14. 私がオバさんになっても
MC(メンバー紹介)
15. 気分爽快
MC
16. オーバーヒート・ナイト
17.夜の煙突
MC
18. 私の夏

(アンコール)
19. 雨(ロック・ヴァージョン)
MC

20. この街

(ダブルアンコール)
21.テリヤキ・バーガー

シェアする