9/25北九州ロックフェスティバル2022レポート

タイムテーブルが発表されて森高さんの出番は16:30から。いきなりの出演はないだろうと昼過ぎてから入場の予定を組んでいました。開場を待ってできるだけ前方を確保しようとする陣取り合戦を行うツワモノの皆さんのような体力はないなあ。出番が早いなら頑張りますけどね。それでも、9時過ぎの飛行機に乗るために自分にとってはとんてもない早起きをしないといけません。無事に着々と予定通りに飛行機も飛び北九州空港に到着し、バスで一路小倉へ向かいました。駅近くのビルで食事をしてから会場のミクニワールドスタジアムが見えてきました。フェスの大音量が外にもガンガン漏れていました。ちょうど岡崎体育さんが登場した所でした。グッズ付きのチケットを買ったので入場してからチケットと品物を引き換えに。トートバッグをいただきました。こういうグッズってフェスでは何度かもらったな。実用的でいいと思います。

アリーナ席とスタンド席があり、長丁場なのでスタンド席でじっくり聴くのもありだと思いますが、何と言ってもフェスの醍醐味は数多くの他アーティストのファンたちと混ざり合いながら曲を楽しむこと。お目当てのアーティストだけでなく、生で見たこと聴いたことがないアーティストを楽しむのはとても面白く、インパクトたっぷりなのです。というわけで、アリーナ席を選択したのですが、今回の席はブロックごとに仕切られていて、その中での場所は自由。先着していた仲間と無事に合流して、C2ブロックの下手側3番手あたりで観ることにしました。ざっと見渡すとももクロファンの“モノノフ”さんたちが多い様子。出番はゲストの中ではトリですから、そりゃたくさん集まりますよね。

森高ファンはツアー中もよく見かけた方々が集結していました。フェスに参加するのは相当な気合と覚悟と体力などなどが必要だと思います。当然のごとく目立っていたのはガチ勢ばかりですね。

ゴールデンボンバー、Original Love、7ORDERと個性豊かなステージが続き、いよいよ森高さんの出番が近づいてきました。フェスの特徴の一つはアーティストごとにセッティング&リハがあることです。トイレ休憩や飲食を楽しんで休憩している人、お目当てのアーティストをよりよい場所でみようと位置を変える人。ファン同士での場所の譲り合いが起きたりもします。出演時だけ最前列を交代するのもよく見られます。こうした交流があるのもフェスの楽しさですね。もちろん譲ってくれない人たちもいて、ちょっと気分が悪くなることもありますけど、楽しさを共有した方がより楽しくなると思っています。

ホワイトクイーンメンバーがリハーサルのために登場!!!「この街」ツアーのときに来ていた黒の衣装や帽子を身に着けていました。おっ!これは超久しぶり。なんとみなさんマスクをしていません!野外ライブでメンバー同士の感覚も十分ですからね。リハの音出しで「おー!!この曲やるのかあ」とネタバレが起きます。「わたオバ」をやるようです。他のアーティストは30分程度のステージで5,6曲。森高さんも同じサイズ、曲数だと思います。ささて、どんなセトリかな?
この日のギタリストのマリアちゃんはとってもご機嫌。客席から手を振りまくる森高ファンが目に入り、笑顔でお手振りしてくれました。会場中に点在していた森高ファンがあちこちで手を振り、それを見つけては笑顔で手を振り返してくれました。「この街」ツアー中も表情は見えていなかったけど、マスクの中はこんな笑顔だったんだろうなと思いました。リサが終わると一度退場。そして出演時間がやってきました。

森高さんはカーキ色の衣装でした。方には金色の飾りが付いてるな。双眼鏡を持っていったのですが、細かい所まではわかりませんでした。今回はフェスの公式からいくつもの写真が公開されましたのでお借りして貼っておきます。

【セットリスト】
1. Brand-New “LALA SUNSHINE”
2. 私がオバさんになっても
3. 雨(ロックヴァージョン)
4. 気分爽快
5. この街

この5曲がおよそ30分間の中で歌われました。
では、1曲ずつ、どんな感じだったかお伝えしていきましょう。

まず、1曲め。お!!なんか聴いたことあるイントロだぞ。tofubatsくんがリミックスしてくれたヴァージョンですね。フェス向きだと思います。一般の方々にはフジテレビ系の朝番組「めざましTV」のテーマ曲だったので馴染みがあると思います。皆さん手拍子をやってくれていました。森高ファンは頑張ろうポーズやおねんねポーズなどを繰り広げています。まだまだ周りは様子見ですけど、きっと森高さんや森高ファンの振り付けに興味津々なはず。t-コーラス目に入るとどんどん振り付けを合わせてやってくれる人が増えていきました。

「皆さんこんにちは森高千里でーす!!!」会場からは大拍手。「北九州には「この街」ツアーで来ました。行ったよー!という人いますか?結構いますね」森高ファンにはTシャツを着ていた人が多かったので、手を振るとより居場所がわかったと思います。やっぱり自分のファンが来ているとうれしいでしょうね。

2曲はちょっと意外でした。というより、2曲に置かれたのが意外。「私がオバさんになっても」です。もうちょっと後かと思いました。今回はブランニューのヴァージョンで点火して、わたオバで燃えさせる構成か。

でも、この後、雨で鎮火しましたけどね。(笑)

感情を揺さぶる構成にまんまとハマる参加者たち。「雨」で泣いた他アーティストのファンの方もいたようです。
この日の森高さんはと横浜合同演奏会の時の好調をキープしたまま、より一層声が出ていて、伸びやかでした。音響抜群のパシフィコ横浜でのPAも良かったですが、フェスならではの大音量で、この会場特有の反射音鳴りまくりの音や声がとっても気持ち良かったです。静岡あたりが台風15号の影響で線状降水帯発生。大雨で新幹線が止まってしまって、参加を断念した森高ファンもいらっしゃったようですが、北九州は運良く晴天に恵まれ、日差しが暑いのなんの!一方でスタンド席はかなり涼しかったと聞きました。晴れ女の森高さん故に晴れ晴れとした空の下、森高ソングもまた晴れ晴れと響き渡っていました。「雨」ロックヴァージョンは「この街」ツアーでずっとやっていましたが、何と言っても聴きどころはマリアちゃんのギター。ツイッターでは数多くの方々がマリアちゃんのギターを高評価。そしてかわいさにも高評価!ホワイトクイーンの演奏も素晴らしいという評価がたくさんありました。

「雨」が来たから、次は「渡良瀬橋」かなと思いましたが、ここでまた盛り上がり曲。「気分爽快」が始まりました!!そしてサビは仕方ないけどみんな腕の挙げ方はバラバラ。それでも、歌っている間に森高ファンが“右から”やっているのに合わせてくれた人たちが増えていったように感じました。自分が盛り上がりの真っ只中にいると会場全体がどうだったのかはちょっと分かりにくのですが、森高さんの出番の最中、相当な盛り上がりだったようです。声を出せたらどんなに良かったことか。

そして、ラストは「この街」でした。途中のセリフは

今夜のごはん何にする?—「美味しか資さんうどんのごぼ天うどんはここでしか食べれんけんね!」

今夜のおやつは?—「シロヤのオムレットはここでしか食べれんけんね!」

でした。

これも、他のファンの方々には新鮮だった様子。地元の方々にとっては本当にうれしいですよね。
当然、泊りがけのだった森高ファンは翌日に資さんうどんとシロヤにいきましたとさ。(笑)

そういえば、年齢層の高い森高ファンが森高さんに合わせて踊ったりするのは、とても新鮮に感じるようで、好意的なツイートがたくさん見受けれれてうれしい気持ちになりました。曲中にステージの左右に行ったりして会場中にお手振りしたのもまた新鮮だったようです。森高ファンにとっては当たり前でも、他の皆さんにはなり凄いことみたいですね。「自分たちも何十年経ってもああいう関係でいたい」みたいな書き込みもあったな。森高さんやバックバンドの皆さんと森高ファンは長年に渡って良い関係を築き上げてきたと思います。改めて、これからも楽しくやっていきたいなと思いました。

他にアーティストと持ち時間に差がないのに、森高ファンの自分にはまさにあっという間に感じました。青空の下で伸び伸びと動けてマジで気分爽快!!とてもいい気分に浸れました。

せっかくのフェスなので、ももいろクローバーZの超絶楽しいステージと“モモノフ”さんたちの生態観察を行い、その後は泉谷さんが相変わらずがなり立てて歌詞がさっぱりわからん歌を聴きながら、最後の長ったらしいグランドフィナーレまで観ていました。なんか昭和のフォークのエンディングって長いの多かった気がする。ステージ上は若手なので居残りになったと思われる7ORDERや数多くのボランティアの方々で埋め尽くされ熱い雰囲気でフレーズをリピートしていました。

森高さんはじめ、大半のゲスト出演者たちはすでに会場を後にしていて登場しませんでした。全員曲とかなかったからね。
ももクロはモモノフさんたちと盛り上がりたいのでC2ブロックに行きましたが、それ以外は無料開放しているステージ見切れのスタンド席にいました。昼間の暑さとはうって変わって、海風のせいもあり冷えてきていました。

今回のフェスでの森高さんは個人的には「この街」ツアー番外編っていう感じがしました。翌日は2019年の時に撮らなかったインスタ巡りでの写真撮影などをして、とっても楽しく過ごせました。

次回の森高さんは豊洲PITでの公演ですね。また楽しく盛り上がりましょう!!

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