2年前のPEACHBERRY SHOWツアーの時以来の名古屋レインボーホール。あの時はライブ中にステージに炎の柱が立ち上がって、熱かったのなんの。(^^; いきなりの火炎にびびったっけ。人工雪を降らしたのは良いけど森高さんは見事に滑ってしまった。そんな訳で結構印象的なライブだった。(爆) 円形の外観だが、スタンド席は楕円で、アリーナ席が圧倒的に多く、アリーナ後部にはブリージヤ席と名付けられたアリーナからスタンドにかけて傾斜配置されたブロックがある。
開場1時間ほど前にホールに到着。スタンド席に入ると思われる行列が出来ていたが、チケット引き替えの人たちの列だった。相当量の招待券が出ていたのだろうか。顔見知りの森高ファンがすでにちらほらと集まっていたが、意外と少なかった。それでも、開演前には20名を越える遠征組を確認した。ま、でもこれって多いのかな。(^^;;;;;
Pacific Heavenのコンサートグッツを買い、入場列に並んだ。ホールに入ると階段を配したステージセットが目に飛び込んできた。ありがちな構成だが、何しろ大人数の出演者が登場するのだ。これが適当なのだと思った。ステージ両サイドには巨大なモニターを配置してある。アリーナ席は平坦なので、ステージが見にくい。モニターがあるのは歓迎だ。
今回の出演者は次の通り-----
スターダスト☆レビュー デビュー19年を迎えたという。ボーカル根本要のハイトーンボイスが冴える!
KAN 元気いっぱいの姿勢はいつも変わらない。
森高千里 今回の3公演でしばらくお別れだ。
サムシングエルス スターダスト☆レビューの前座をつとめていたこともある。ハーモニー抜群。
east cloud シャ乱Qのたいせい、まことに女性ボーカルを加えたユニット。
Chere(シ・エ・ル) 新人女性ボーカリスト。
Temiyan 茅ヶ崎の店で歌っていた。太く、綺麗な歌声だ。おぢさんだが、歌のレベルは異常に高い。
-スペシャルゲスト-
これからのレポートを読んでのお楽しみ!
開演時刻を5分ほど過ぎた所で照明が落とされた。いよいよオープニングだ。出演者がステージに登場してくる。そして1曲目がスタート。
今回の公演の為に作られたテーマ曲。いきなりのPacific Heaven Band全員によるオープニングである。ジョイントライブでは全員で歌うのは最後であることが多いようだが、今回はこのバンド主体の構成なのである。森高さんはコルセットでもしているのだろうか。ウエストの部分を大事に包むような感じの服を着ていた。髪は一部を細く編んだりして飾りを付けていた。三つ編みは付け毛だったようだ。髪は三つ編み (ただし付け毛)。自毛は編み込みしていた。ピンクの T シャツにベージュのキャミソールをさらに上に着ていた。下はエルメスのスカーフのような感じのプリント地の巻スカート。丈は膝下 20cm ぐらい ? 靴は茶のロングブーツ。横から見ると腰にコルセットみたいなのをしているのがわかったそうだ。お辞儀するのも難儀そう。なんか顔も体つきもふっくらした感じだった。
2曲目に森高さんの歌が始まった。他のアーティストのファンがたくさんいるとはいえ、会場でこの曲を知らない者はいないだろう。名曲「私がオバさんになっても」である。森高さんは小さな振り付けで最大限に体をいたわる動き。しかし、その分歌は違っていた。物凄く声が出ていた。喉の調子はすこぶる良い感じだ。森高ライブではないから、お約束の振り付けをしている人が少ない。動いているのは見慣れた遠征陣中心だ。登場の際と歌い終わったとき、「モリタカーー!!」と声をかける人が結構いた。森高ファン以外には「ちさと」より「モリタカ」なのだろう。私も最初はそうだったなあ。
森高さんは歌い終わると下手(ステージ向かって左側)の袖に消えていった。ステージ上は照明で暑く、そのまま居続けるのは体に良くない。今が大事な時期だ。無理は禁物。楽屋に戻ってくれてなんだかほっとした。
サムエルはハーモニーがいいよね。黄色、ピンク、青のTシャツ姿がちょっとチープではあったけれど、そのうちファッショナブルになっていくのだろう。もうデビューして相当経つのだろうが、まだまだ初々しい感じだ。この曲はサムエルがブレイクした「ラストソング」の前のシングル曲だ。
KANさんは何故かアメリカンフットボールのスタイルだった。たしかKANさんって結構なで肩だった気がする。(^^;
それがアメフトのプロテクターのせいで相当怒り肩になっていた。(爆)
<MC>
スタレビの根本要さんによるメンバー紹介。根本さんは結構ギャグを言うよね。
「今回はバンドを組んでみんなで相当練習しました。バンド名はPacific Heaven ....サンドイッチみたいな感じ。Pacific Heaven Club Sand?????(^^; Bandか。」〜(略)〜そしてもう一人、森高千里〜!
(森高)
「こんにちは〜、森高千里です。今日はようこそいらっしやいました。で、え〜わたしも Pacific Heaven Club Bandの一員なんですけれども、もうみなさんもねぇ、ご存じ〜の方も多いと思いますけど、こないだ、わたしは結婚いたしまして.....」
(拍手が湧く)
(森高)
「ありがとうございます。それとですね、お腹の中には赤ちゃんいるので、ちょっとず〜っとステージに立っていると言うことが出来ないので、行ったり来たりしますけども、みなさんご勘弁して下さい。それでは…。」(また拍手が湧く)
(森高)
「ありがとうございます。それでは。 次に行きたいと思います。KANちゃん、大丈夫でしょうか?」
(KAN)「ハイ、ハイ。」
(森高)「へへへ(^^; KANちゃんも〜〜ねっ(^_^) 結婚したんだよね。」
(KAN)「僕も......」
(客席から拍手が湧く)
(KAN)「ありがとうございます。」
(森高)「わたしの.......誕生日に、結婚したんですよね。」(ちなみに4月11日です)
(KAN)「そう.... ねっ。」
(森高)「誕生日にね。どうだった(^^;? 新婚生活は?」
(KAN)「もう〜幸せばかりで......」
(森高) (笑)
(KAN)「ぜひねっ、そういう話はねっ(^^; まあ、いいんだけれども....」
(森高)「色々聞きたいこともありますけど、あとで(^^; それでは。 わたしの大好きな曲。私の曲になりますが、「雨」 聴いて下さい。」
最後のサビの前に根本さんがギターを奏でていたが、聴いていてきっかけがわかりにくそうなフレーズを弾いているなあと思ったら、やっぱり森高さんは歌い出しのタイミングがわからず、フライングして ♪っきりなーいてー みたいになってしまった。でも、あれは仕方ないかな。リハをやっているとはいえ、ギターはアドリブだったのかも。
<MC>
(east cloud たいせい、まこと)
<MC>
(根本)(KAN)(Chere)
次のChereの曲名を紹介するとき「かまないで---かと思ってた」by根本 (^^;;;;
出演者ぞろぞろと出てくる。森高さんは参加せず。
MC(根本)「えー、アカペラで歌います。」
これは良かったですよー。良い感じでした!アカペラって大好き。アカペラで森高さんの歌をやってもらいたかった。
<MC>
(サムシングエルス)
<MC>
(サムシングエルス)(Temiyan)
これがまたなんとも良い声なんですわー。聞き惚れちまいました。ライブがあったら行ってみたい。
<MC>
(KAN)
KANさんのモニターに映る指がなかなかきれいだなあと思った。
ここでスペシャルゲスト登場。“休業中”の谷村有美だ。
<MC>
(KAN)(谷村)「どうしても出たくて」
<MC>
(east cloud=たいせい、まこと、女性ボーカル)
<MC>
(KAN)「良い曲だよねー。泣きながらコーラスしてましたよ。」
(森高) 「あー、見てなかったなあ。(^^;」
(KAN)「ここで大先輩を紹介します。堀内孝雄さんです!」
(会場) 「おおーーーーーっ!!!」「ベーヤンッ!!(←私。(^^;)」
<MC>
(堀内)「楽屋にいたときはどうなるかと心配してました。(^^;」
私はアリスのライブに行ったことが何度かある。横浜スタジアムも行ったなあ。懐かしさでちょっとうるってしまった。堂々たるしきりで見事に歌い上げた2曲は感動物だった。物凄く良かったです。
まず、スタレビの寺田正美とeast cloudのドラマー2名が登場。マーチのリズムを刻み始める。そして、森高さんを除く出演者全員が登場した。
(根本)「Thank youという曲でした。サンキューと言えば産休する人がいます。」(森高さん登場)
この歌はアルバム“STEP BY STEP”からアレンジを変えてシングルカットされることが決まった。顎関節症でツアーが中止となったとき、この歌を聴く機会が消え去ってしまった。森高ファンにとって、この歌を生で聴くことが出来たことは非常に感慨深い。この貴重なチャンスを逃すなんて、森高ファンは横浜&大阪で聴くべしっ。「こんなに良い曲だったっけ!?」そう思いながら、じわじわと胸に染み込んでくる森高さんの歌声に聞き入っていた。いつものように高音部でちょっと苦しそうな表情を見せる森高さんがモニターに映った。この表情も産休後は見られなくなるんだなあと思うと寂しくなり悲しくなった。
----そんな、寂しさや悲しみをKANさんがこの曲で消し去った。森高さんは一番右のマイクに立ち、コーラスを担当。KANさんの絶唱はさらに凄みを増し、見事なエンディングとなった。出演者全員がステージ前にずらりと並んでお辞儀。手を振りながらステージを去って行った。極めてクオリティの高い演奏と歌唱。大満足で久々の幸福感を得た。
今回の公演参加は1週間ほど前に決めたのだが、スタンドの上の方だろうと思っていた予想に反して、アリーナの31列(一番右から2番目)という位置で見ることが出来た。発売初日に電話して35列だった方もいたとか。チケット業者によって割り当てがあるので、こういうことも起こるのだ。急遽行くことにしたコンサートだったが、行って良かった。森高さんの歌に改めて感動した。やはり生森高は良い!!毎度思うことだが、「私は森高ファンだっ!!!v(^^)」 森高ファンに残されたチャンスは後2回。このチャンスを見逃すと後悔するぞ〜。
※森高ファンのレポートやKAN、スタレビファンからの情報を元に作成しました。感謝!