7/26(土)福岡・福岡公演
【ネタバレ注意!】今後参加する方で事前に内容を知りたくない方はご遠慮ください。※セットリストがあります!
●2025年7月26日(土) 開場 16:00 / 開演 17:00
福岡県 福岡市民ホール 大ホール
写真はドラムの坂本龍一さん@ryudrum_s、キーボードの山上佑さん@yuu_yamagami、パーカッションの堀 守人さん@Hooley0522のポストからお借りしました。
羽田空港から福岡に向けて飛びました。機材到着が遅れ、牽引車に不具合と出だしから不調。出発が30分以上遅れての離陸でした。このため、福岡空港到着、ホール入りと予定より遅れてしまいましたが、今年オープンしたという綺麗なホールに長いグッズ列が。本当に今回のツアーはグッズ列が長いなあ。いつものように生写真を買いました。前回の那須塩原でのようなソフトバンクのネット接続不能といったトラブルもなくすんなりと買えましたが、しばらくしてタオルを家に置き忘れてきたことが判明。せっかくのツアー前半戦ラストの公演なので黄色のタオルを追加購入することにしました。タオル1本しか買わない珍しい客に「他にお買い物の物はございませんか?」という言い方が少し怪訝そうな販売員さん。「タオル忘れて来ちゃったので追加です!」と言ったら笑ってました。
新しいホールということでロビーが涼しかったです。これは快適!と思っていると「入場列は外に作ります」というアナウンス。開場10分前頃までになんとなく出来ていた入場列もどきはそのまま外に移動して正規の入場列に。外に出た途端にうだるような暑さ。せっかく涼しいロビーがあるのに外に出されるとは…。
入場時間を少し過ぎて入場開始。ホール内も涼しい!空調の効きがとても良さそうです。
2階、3階を眺めに行きました。両サイドのバルコニー席が張り出している構造です。上から見える光景は長野県のサントミューゼと比べると少しステージが遠く感じました。特に3階席はかなり高い位置にありました。
今回の福岡市民ホールはキャパ約2000人。2階、3階から見た距離感が1500名クラスより遠くに感じるのも無理はありませんね。壁に国産材の木を使用してあるとても響きの豊かなホール。やっぱり木の壁材はいいな。前方の5列目まではオーケストラピットがある場所なので傾斜があまりありません。私は今回のツアーでは中段列あたりのほぼセンターという感じの席が多くてなかなか一桁が来ませんが、この席は森高さんと正対している感じなのでなかなか良かったです。
17:00開演予定。最前列の男性が「おかえり~!」と叫んだ後、「ちさとー!」と叫び始めました。それに合わせて手拍子が続きました。ただ通常のチサトコールの際とは異なる言い方だったせいか、声を出して合わせるには違和感を感じたガチ勢の皆さん。誰も追随する人がいなくて最前列の方は孤軍奮闘でした。開演は17:05頃だったので5分ほど単独でで叫んでいました。この方は地元勢の方だと思うので任せている感じでしたかね。
ホワイトクイーンの姿がまだ暗いステージに登場すると、待ちかねていたように席を立ち始めました。そして、森高さん登場!!いよいよファイト!!ツアー前半戦のラストを飾る福岡公演のスタートです。
「NEW SEASON」で客席はいきなりヒートアップ。ツアーを回っていると本当に数多くの方が遠征を続けているのがわかります。交流も盛んなのでより良い雰囲気が作られていると思います。お互いに名前を知らなくても、“よく見かける方”があちこちに。
出だしの音は“銭湯”のようだなという印象。響きが物凄くて、どこで音が鳴っているのやらという感じでした。反響しすぎだなあ。ところがこの後、どんどん修正されていきます。
「地味な女」「勉強の歌」と続けていくうちに、だんだん聴きやすくなっていきました。
どういう風に調整するんでしょうかね。「勉強の歌」が終わるとたっぷりの大声援と拍手。2000名クラスのホールだと空間が広いので声の量がよりたっぷりに聞こえます。
そして最初のMC。
「福岡の皆さんこんばんは!森高千里でーす。コンサートツアー“あなたも私もファイト!!”にようこそいらっしゃいましたー!福岡は8カ月ぶりということで、前回は“レッツ・ゴォーゴォー!ツアー”のZeppでやりましたけど、そのとき行ったよーっていう方いらっしゃいますか?」はーい!!とたくさん手が挙がりました。
「前の方たちばっかりですね。」笑 森高ファンのガチ勢の皆さんが勢いをみせつけるように手を挙げる姿がいつも頼もしく感じます。そして実に楽しそう! 「初めての方も多いかと思います。初めて来たよーっていう方?」1階後方、2階、3階で大勢の手が挙がりました。
「全国を回っていると、初めての方も多いので、皆さんが知っている曲をメインにセットリストを考えています。知ってる曲があったら一緒に歌ってください!! あまり大きな声で歌うと迷惑になるかも。ほどよい声で歌っていただければうれしいです。」
「この福岡市民ホールは今年新しくできたそうです。見やすいですよねえ。皆さんの顔も結構よく見えますよ。2階の方も3階の方もありがとうございまーす。ちゃんと後ろの方も見えてますからね。ノッてない人もわかりますからね!」その方々が爆笑 見られてるんだーって思っちゃいますよね。
「やっぱり九州に帰ってきたら…」おおー! 「皆さん付いて来てくれますか?」イェーイ!!
「この曲を歌いたいと思います。『九州育ち』聴いてください。」
期待通りの「九州育ち」。九州公演限定で歌われることが多いので、これが九州遠征の楽しみの一つでもあります。こういったスペシャルなことがあると参加していてうれしくなります。
気持ち良さそうに歌っていた森高さんでしたが、ツーコーラス目で歌詞が飛んでしまいました。結構長く感じたな。客席のガチ勢からは歓声!何しろ森高さんは誤魔化して歌詞を作ってしまうといったことはしない、できないタイプ。歌詞が全然出てこない様子で照れ笑い。ステージ上のモニターはプロンプターとして使っているもので歌詞や進行が表示されています。でも森高さんはカラオケ屋さんでモニターの歌詞を目で追って歌っているのとは訳が違います。今回は進んでいく演奏を聴いても、もはや歌詞のどの部分を歌っているのかもわからない状態に陥っていました。ちょっとつまずくことはあっても、スポッと抜けちゃうのはそうそうありません。
曲が終わってからのMCで「すいませんでした。」と森高さん。大歓声と拍手!! 「ちょっと…暑すぎて。歌詞が飛んじゃいました。『九州育ち』は他の公演では歌ってないんですよ!」それを知っているガチ勢の人たちから拍手 「気合いを入れすぎて飛んでしまいました。」
「博多は暑いです。東京で35度とかになっていると九州は37とか38とかになったりしてて、そんなに暑かったりしたらどうしよーって思って来たんですけど、結構やっぱり暑いですね。見るからにこの衣装暑そうでしょ?」どっと笑い声が起きました。「下にも着ているので暑いんですよ。元気カラーのオレンジとゴールドでパワーを感じてもらおうということでこういう衣装にしました。タイトルにあるように皆さんに元気になって帰ってもらおうと思っています。皆さん元気ありますか?」イェーイ!! 「いつも皆さん元気だと思いますけど、私のコンサート見たらもっと元気になると思います。最後まで楽しんで帰ってください!よろしくお願いしまーす!!」
「あなたも私もファイトー!!自分に向かってファイトって言ってあげましょう!辛くても諦めないで。そして今日も胸を張ってファイトー!!」
最初は手袋をしていますが、「二人は恋人」のイントロで外します。
続く『SWEET CANDY』ではいつものように ♪手を振っている~ のところで、森高さんとファンとでお手振り。ここまでで初めての方々は森高千里のライブって色々なことやるんだなあと思っていることでしょうね。みんなでやる振りに加えて、思い思いの振りをやっている人もいたりで皆さん楽しんでいます。
「『ファイト!!』『二人は恋人』3曲続けて……『SWEET CANDY』3曲続けて聴いていただきましたー!」最近、ここで曲数を間違えたり、曲名を言い忘れそうになったりが続いていますね。「ファイト!!」あたりでもしきりに汗を拭いていたので今回も相当暑そうです。客席はというと相当いい感じで空調が効いていました。激しく踊っている方々は森高さん同様に汗だくだったかもしれませんが、個人的には快適でした。ただ、水分補給用に自販機で買っておいたペットボトルを床に置いていたのですが、足で倒してしまって前の方の席の下に転がって行ってしまいました。どの曲でやらかして、どの曲で気づいて返していただいのやら。たぶん「ファイト!!」で転がり落ちて、「SWEET CANDY」終わりで渡していただいたと思います。こちらも気になっていましたが、前の方にも気を使わせてしまい申し訳なかったです。無事に戻って来て良かったです。
「あっという間に7月の後半になってしまいました。ほんとに暑いです。外も暑いですけど、この会場の中もどんどん暑くなります。皆さんに倒れられると困るので、水分補給をしながら、汗を拭きながら見ていただけるとうれしいです。気分が悪くなったら座って見ていただいても結構です。ただ座ったら結構見えにくくなるかもしれません。自分の体調に気を付けながら、楽しんでいただけるとうれしいです。」
「7月がお誕生日の方ー?」相当な数の手が挙がりました。「多いですねえ!おめでとうございまーす!!」今までで一番多かったかも。「今日がお誕生日という方?1,2,3,4,5,6…7!今日は多いですね。おめでとうございまーす!!」なんと森高さんに認識された方が7人も。実際にはもっといたみたいです。知り合いもこの日が誕生日でしたが、数が多かったのでイマイチ目立てなかったようでした。
「そして8月はコンサートがないので、8月の方もお祝いしたいと思います。8月がお誕生日の方ー?」7月ほどではなかったですが、かなりいらっしゃいました。昔から不思議なんですが、なんで7月生まれが多いんですかね。職場、会社でも7月生まれが多かったです。
ちょっと脱線しますが、調べてみたら北半球では7月~9月生まれが多いのだそうです。秋が妊活に良い時期とされているので夏に出産が増える傾向があるみたいです。一番多いのは9月生まれだそうなので、後半戦がスタートする9月は手がたくさん挙がるのかな。
「ドーン!とドラムがあります。今回久しぶりにドラムを叩きたいと思いますので、じっくり見てくださいね!」と言ってからドラムに移動する森高さん。
中央の通路より後ろの席でしたが、自分の席が前列のふたりの間にある座席配置なので、隙間が多くてステージが本当によく見えていました。森高さんのドラム演奏もバッチリよく見えました!
「見えますか、皆さん?見えるかな。大丈夫?」足が見えない!と男性の声 「何が見えない?」足ーっ!! 「それは無理だよ。見せたくないっ!」ときっぱり。客席から笑い声 「それはしょーがない。足じゃなくて手さばきを見てくださいね。」イェーイ!! 「それでは7月、8月がお誕生日の方。今日がお誕生日の方おめでとうございまーす!『素敵な誕生日』聴いてください!」
「素敵な誕生日」でも少し歌詞が飛んでしまいました。ワンコーラスめの最後あたりだったかな。ドラムは問題なく叩いていました。身体が覚えている感じかな。「ロックン・オムレツ」は完璧でした。2曲を終えて大歓声と拍手。森高さんは汗を拭ってからセンターマイクに戻り「いかがでしたでしょうかあ。ちょっとまた私、どっかに行っちゃってましたね。すみません…。」思わず客席から笑い声が。
ご当地のあれこれ紹介
「ここで話が長くなりますので是非お座りになってください。」失礼しま~す!という男性の声に笑い声が起きました。
「福岡は本当に大好きな場所です。何回も来ているし、いろんな物を紹介しているので、違うものを紹介するのはちょっと大変だったりします。美味しいものとか行きたい所をいくつかピックアップして紹介したいと思います。なんと昨日福岡に入りました!」おおーっ!! 「1日じゃ足りないなあと思って。まず警固(けご)神社に行って来ました!」拍手 「今日のコンサートうまく行きますように!って。でも効き目が…。」笑い
「うそうそ。それからお隣にある南国フルーツに行きました。そこでなんと、スイカパフェ、シャインマスカットパフェ、桃パフェの3つをふたりで食べました。」おおーっ!! 「最初ふたりで2つ頼もうと思ったんですけど、お店の人がこれもおいしいですよって勧めていただいたので、そんなに3つも食べられませ~んって言ってたんですけど、ぺろっと食べちゃって、あれ?食べられちゃったって。それからなんと新しく出来たワンビルに行きました。5,6階くらいにあるレックコーヒー知ってますか?カフェオレを飲みたかったんですけど、なにせパフェを3個も食べてしまってお腹いっぱいになってしまったので、何も飲まなかったんですけど、ドリップ用のコーヒー豆を買いました。夜は美味しいご飯を食べて来ましたけど、そこは教えられません。」ええーっ!! 「美味しかったです。ヒントを言うと和食です。私がインスタで福岡の美味しい所を調べたりした中の店で、めちゃくちゃ美味しかったです。太刀魚の炙りの刺し身とかを食べて、福岡の美味しい物を堪能できたかなって感じでした。お店についてはまた追々。」客席からおい!おい!とツッコミが。
「今日も行ってきました。今日行ったのは福岡の人はあまり行かないという福岡タワー。めっちゃ高くてギラギラしてるんですよね。そういえば言ったことがないなって。友だちにも聞いてみたら行ったことがないと言うので。東京タワーもしょっちゅう行くところじゃないですからね。なんと東京スカイツリーと東京タワーに次いで3番目に高いんです。知ってましたか?知らなかったでしょ。勉強になりましたね。」はーい!
「料金かかりますけど、そこに行って写真を撮ってきました。そこにまたガチャガチャがありまして、小さいのじゃなくてすっごく大きいガチャガチャなんです。一番欲しかったメタルタワーキーホルダーというのを当てました。そしてなんと、顔出しパネルがありました。私それを見るとハメずにはいられないんです。みつけたっ!!っていう感じで。しかも2つもあったんですよ!」と妙にテンション爆上りで話す森高さん。 「それもハメて来ました!」とうれしそう。
ここからは食べ物紹介。行きたかったという割烹よし田の鯛茶やふくやの鯛茶、今屋のハンバーガーなどが紹介されました。もっと盛んに地元の方々が反応するかと思っていたのですが、比較的おとなしい感じに。やはり人気のあるお店や食べ物が多いせいでしょうか。特定のお店の話で盛り上がるには数が多すぎるのかも。本当に知らないのかなと思いきや、知ってるよー!という声もあって、森高さんは「もっと最初から言ってよー!」とか「もっと大きい声で言って!」などとツッコみを入れるシーンもありました。
まだまだ紹介が続くのかなと思っていると「千鳥屋のチロリアン!他には…。なにか食べたかな…。終わりかな。」と突然のように終了。反応おとなしめでも、なんだかんだでご機嫌な森高さんでした。やはり九州での森高さんはいい雰囲気です。
「今回はあまりリアクションが…。東京とか遠くから来ている人の方が色々調べていると思います。私も毎日こう一生懸命に調べてるんですよ。インスタに写真を上げておきますので是非見ていっぱい食べてみてください。よろしくお願いします!」
インスタで紹介されたものをまとめておきます。
南国フルーツパーラー、福岡タワー、割烹よし田の鯛茶、ふくやのイカすめんたい寿司、今屋のハンバーガーのハンバーガー、二鶴堂の博多ぽてと、千鳥屋のチロリアン、伊都きんぐの博多ぱいおうサンド・ずっと一緒、キャンベルアーリーのフルーツオムレット、フランス菓子16区のアイスクリーム・シャーベット、RECCOFFEE(レックコーヒー)の博多ブレンド
「ここで初めての方が多いので『渡良瀬橋』を歌います。生で聴きたいという方が多くてうれしいです。去年指を負傷しましてリコーダーを吹けませんでした。今は吹けるようになって、皆さんの優しい拍手がうれしんですけど、歌い始めるとピタッと止まるので、もうちょっと長くてもいいんじゃないなって…。」意外な意見に拍手が起きました。「(やるかどうかは)皆さんにお任せします。気持ちよく聴いていただければと。それでは『渡良瀬橋』聴いてください。」
森高さんがそんな風に思っていたとは。森高さんが言っているようにリコーダー明けの歌に食い込まないようにみんな拍手をやめていたんです。この森高さんの言葉を受けて、リコーダーを吹き終わってから歌い始めても拍手がしばらく続き、見事なフェードアウトに聞こえる感じで引いていきました。
「ライター志望」「臭いものにはフタをしろ!!」を歌い終わってからのMCで「『渡良瀬橋』の間奏で拍手していただきましたけど、ちょうど良かったです!」と森高さんからお褒めの言葉。おおーっ!!と客席が湧きました。「忘れがちになると思いますけど、よく覚えておいてください。」はーい! 「今日はいい感じでした。」拍手!! 「私が言った通りにやってくれて皆さん優しいです。」拍手!!
こんなやり取りがあるから、森高さんと森高ファンっていい関係なんだよなあと思ってしまいました。
グッズ紹介
まずはTシャツから。「今日は着てる人と着てない人が…。Tシャツ着てる人~?」はーい!! 「はーいと言うよりTシャツ見せてください。」とチェック開始。「着てるぅ。着てないっ!着てる~。」とハイテンション。チェックが楽しくて仕方ないという口調。ここ数公演は1階席のTシャツ率がとても高かったのですが、今回はやや落ちる感じに見えました。それだけ今回のツアーを回っている人の数が異なるということ。実際に関西勢は九州まで遠征するにしても、関東あるいは東北となると遠征の方の数は減ります。大変だもんなあ。でも、相当早く飛行機を予約したりしてかなりお安く遠征できましたよ。移動がハードだった能代公演と比べたら、福岡は本当に楽ですし。「4種類あります。ビックリマークのもかわいいでしょ。こういう風にお辞儀してるのもあります。近藤こうじさんに描いていただきました。」
タオルは前述の通り追加買いしたので自分も掲げられて良かったです。皆さんと一緒にできないと寂しいかなと思ったので買って良かったです。「2階、3階にもいますね!見えてますよー!」とケアを欠かさない森高さん。
「大人気のサコッシュ!」サコッシュは肩から掛けて下手側まで歩いて行きました。そしてサコッシュを持っているかどうかのチェック。「結構してないんですよ。んー、してないねえ…。持っていらっしゃいますね。持っていらっしゃらないですねえ。便利なグッズを!」と言った森高さんに、便利ー!と返した男性の声をうまく聞き取れず、便利ー!と何度も言い直し。「私、さっき便利って言ったよね。」客席からは笑い声。度々あちこちで叫んでいる声が、私の位置でも聞き取りにくかったので、やはり残響が多くて森高さんも聞き取りにくかったのではないでしょうか。前方席につなぎ役の慣れた人がいなかったのも一因だったようです。
ラバーバンド、キーホルダーを紹介してからアクスタ。
「アクスタは順番に持ってもらっています。今回はリーダーの高橋さん!高橋さんが持つとかわいいよね。」たしかにかわいい。右手に赤、左手に黒のアクスタを持って優しく微笑む高橋さんなのでした。回収したんでしたっけ?グッズ紹介終わりでどうしたのか記憶にございません…。
アクリルスティックでは「結構私をあちこちに連れて行ってるんでしょ?」そういえば森高さんは“結構”ってよく言いますね。口癖なんですね。客席から青の衣装のも欲しいという要望がありましたがうまく森高さんに届かず。「なんて?」と九州の言い方で聞き直しましたが、複数の人が叫んだために更に聞き取れず。「そんなに一気に言われても。」と言ってから聞き取るための間を作ったのですが、またしても一気に叫び出して撃沈。遠征ガチ勢は皆さん割り込まずに黙っていたんですけどね。「一気に言うとねえ…。後でね。」
マルチスタンド。手にするとキーボードの佑ちゃんの方に目を向けて。「使う?」と絡みに行きました。「なにか置くものある?そうそう、それ置けば。」と佑ちゃんが持っていたPadをマルチスタンドに置きました。そして、佑ちゃんにやらせておいて「邪魔だよね。」と言い放つ森高さん。
「そしてパンフレットもありまーす!いろんな写真がありますよ!私が好きな写真を見せてもいいですか?しばらくページをめくっていましたが、「全部です。」イェーイ!! 「これはレッツ・ゴォーゴォー!ツアーの時の衣装です。結構いい顔してますよ。」
「生写真もあります!」今回は忘れてませんでした。「あ、ちょっと貸して。」と最前列下手寄りにいた女性から借りて「テカっちゃう(スポットライトの光で見えにくいという意味)かな。袋から出してもいい?」と断ってから生写真を取り出して客席に見せてくれました。「これかわいいでしょ。」かわいいー!拍手 「集めてくださっている方もいらっしゃるようで、是非買ってくださいね。」と終わる雰囲気。
それを客席側が感じ取って、トートバッグ!!という声があちこちから。
「トートバッグもありました。すごく好評で。前のはペラペラでしたけど、ペットボトル10本は入ると思います。こんな物が欲しいとかありましたら書いてくださいね。さっきわけのわかんないこと言ってましたけど。(笑) 欲しい物があったら書いてくれると考えるかもしれないので。でも無茶なことは書かないでくださいね。これはいいんじゃない?というのがあったらお願いします。」
「風をあつめて」の紹介は「去年の11月にミュージックフェアで歌いました。はっぴーえんどの細野さんの曲をカバーさせていただきました」と紹介。
ゆったりとした曲だとスピーカーからの直接音と同じくらいの音が物凄く響いているのがわかります。クラシックなら残響が豊かな方が良いと思うのですが、残響板があって調整できるそうなので、個人的には残響を抑えて欲しかったなという感じでした。でも音響さんは心地良かったのだと思います。いつもより全体的に音量が大きめでしたから。終演後のSNSでも音が良かったという声がありましたが、本当に良いとホワイトクイーンメンバーも「音が良かった」と書くことが多いですが、そこに触れた書き込みはありませんでした。森高サウンドは基本的にロックなのであまり響かせてもなあと思っている次第です。音なんてあくまでも好みなので人それぞれだとは思いますが。
「17才」「私がオバさんになっても」で一気にボルテージが上りました。コールが凄まじい。
「私がオバさんになっても」終わりで大歓声に包まれました。いやー凄かった!
「3曲続けて聴いていただきましたー!『17才』『私がオバさんになっても』の流れは皆さん絶好調ですね。つまらない顔してるわけじゃないけど、緊張しているような方も急に凄く笑顔になるんですよ。」爆笑 「それくらい元気になれる曲だと思います。『私がオバさんになっても』は色んな意味で色んなことを考えながら聴く曲になっていると思います。」笑
ホワイトクイーンメンバー紹介。そしてマリアちゃんの紹介から「気分爽快」へ。
「大きな声援と拍手をお願いしまーす!」
マリアちゃんの紹介前に曲調が変わって「気分爽快」が始まります。上の方に目をやってみると2階席や3階席の方も一緒に振りをやってくれていました。歌い終わりで「バンドの名前はホワイトクイーンです!」
「皆さんもっともっと熱くなりたいですか?もっと私について来れますか?」イェーイ!! 「元気モリモリ行けますか?」イェーイ!! 「2階の皆さん、3階の皆さんも行けますか?」イェーイ! 「2階の皆さん、3階の皆さん、もっと元気に行けますか?」イェーイ!! 「最後まで楽しく元気に行きましょー!『オーバーヒート・ナイト』!」
「気分爽快」終わりで「あと3曲になってしまいましたあ!」が定番だったのですが、前回の那須塩原ではやりませんでした。今回はどうかなと思っていましたが、またナシでした。ちょっと寂しい。
「夜の煙突」終わりでは、ほっぺ、耳と“そのあたり”が続いていたハートマーク❤️でしたが、今回は目のあたりに両手をやって双眼鏡を覗くような感じに。目の前での小さなハートマーク(ルーズめ)だったのかな。それともまさに双眼鏡を覗くポーズだったのか、なんかよくわからない初めてやった感じのポーズになっていました。その直後に別のアクションをしたと思ったのですが記憶が曖昧。自分もよくわかんない状態に陥ってしまいました。(苦笑)
—–と書きましたが、Xでの若い子のポストを見て、これは“ルダハート”というのだと知りました。
森高さんはなんと今どきの若い子のハートをやっていたのでした。そういえば某アイドルたちがやっていたなあ。まさかそれを森高さんがやっていたなんて!
ルダハートは、顔全体でハートを作ることで、可愛らしさや愛らしさを表現できるため、特に若い世代に人気があります。
-
- 両手を顔の横に持っていきます。
- 手のひらを顔に当て、頬を包み込むようにします。
- 指先でハートの形を作るように、手の形を調整します。
- 顔全体でハートの形を作り、笑顔で写真を撮ります。
「今日はどうもありがとうございましたー!楽しんでもらえましたかあ!」イェーイ!! 「皆さん、今年の夏は私を海につれてってえ~!!」
「私の夏」で本編終了。
「ありがとうございましたー!楽しかったあ!どうもありがとうございましたー!」
森高さんの姿がステージ袖に消えてからチサトコール開始。上田公演、那須塩原公演の時の方が声出しの数が圧倒的に多かったと思います。Tシャツ率が高かったので、きっと慣れている常連さんが多かったのでしょう。でも、今回は声の量が少し減ったとはいえ、前半戦ラストということで参加されていた方々の気合いノリは十分でした。
再登場した森高さん。「雨」の歌い出しでのどよめきは少し聞こえた程度でした。マリアちゃんの最後のギターソロがちょっとしっくり来なかったな。なんだか走りすぎていたような。
「アンコールありがとうございます!今日も会場の中は暑かったです。私もいっぱい汗をかきました。でもこんなに気持ちよく汗をかくことってなかなかないですよね。皆さんも思い切り楽しんでいただけたことと思います。この福岡で前半戦が終わりです。また9月から始まって12月まであります。もう何回か来てみたいなという方は是非来てくださるとうれしいです!」拍手!!
「暑かったですか?」暑かったー!という声もありましたが聞こえてきたのは少なめ。やはり皆さん、空調が程良く効いていてそんなに暑さを感じていなかったのかと思います。私は相当踊っていましたが、汗びっしょりにはなっていませんでした。冷房嫌いな私ですが、夏場はこのくらいだとちょうどいいなという印象でした。森高さんも暑かったとは言っていたものの、断って汗を拭きに行ったり、給水したりはしなかったです。
「女性の方もすごく多くて、博多は美人が多いんですよね。熊本も多いですけど。」と言ったので、客席から拍手。「私のことじゃないですよ。」いえいえ、森高さんは熊本を代表する美人です!!!
「皆さんの笑顔でたくさんパワーをもらいました!めちゃくちゃ楽しかったです!ありがとうございましたー!オールナイトニッポンミュージック10。毎月第2水曜日。次は8月13日です。そしてFM大阪ララサンシャインレディオは日曜日の朝8時から8時半までやってます。メッセージ読まれたことある方いらっしゃいますか?結構いらっしゃいますね。もういいやと思わずに書いてくださいね。」10名ほどが手を挙げていたかな。知っている人が多かったです。採用経験者は投稿もアクティブだし、ライブ参戦もアクティブです。
「全都道府県に行ったことがありますけど、初めて行く所もあります。また福岡に来て美味しいもの食べて帰りたいと思います。」笑 「たくさん店があると思いますけど、森高さんここ行ってみてくださいというような所があったら是非メッセージに書いてくださいね。コンサートの前はあまりはしゃいじゃいけないなと思って抑えてますけど。またプライベートでも来たいと思います。昨日と今日はラーメンを食べられなかったんですよ。美味しいラーメン屋さんに行きたいです。美味しいラーメン屋さんも教えてください!では最後になりましたけども…」ええーっ!! 「また最後って言っちゃった。皆さんこの曲だ好きだと思います。皆さん、九州とか(九州の全県を順番に言って)、それ以外にも色々なところから来てくださったと思います。皆さんの故郷を想っていただきながら、『この街』を歌って終わりたいと思います。」
退場の際にマリアちゃんが下手側前方席に向かって頭上での大きなハートをやっていました。声がした方向に向かってやることが多いので、なかなか遠くの席には投げてくれなくて残念です。
また森高さんがステージを去った直後からチサトコール。そして再々登場。
きっといつもステージ袖からさほど遠くない場所でホワイトクイーンメンバーと一緒にチサトコールを聞いているんだろうな。なのでその方向に向かってコールを投げています。いつもは10回くらいで出てきてくれますが、今回は少し長めだったような。
「ダブルアンコールありがとうございまーす!暑かったですけど、皆さん大きな声を出してくれて、たくさんパワーをもらいました。皆さん元気になりましたかね?」イェーイ!! 「8月はコンサートはお休みです。仕事はしてますよ。皆さんは夏休みあるんですか?ない人もいるかもしれないですけど。私は休みますよ。何しようかなあ。考えてないですけど。また皆さんとコンサートでお会いできることを楽しみにしています。今度は9月の6日です。岐阜県土岐市からになります。来るよ~っていう方?」はーい!!と前方席から大勢の挙手。1階後方や2階、3階から笑い声。「後ろの方の初めて来てくれた方はびっくりしてますよ。岐阜行くんだ~って感じで。皆さんの期待に応えて元気に行きたいと思いますので。」
「みんな私と同じくらいの年齢でしょ。上の方もいると思うけど。最近10代とか20代の方が来てくれるんですよ。Youtubeとかで知ってコンサートに来たーって。ちょっと聞いてみようかな。」
「20代の人~?」はいっ!と声にキレがあって若々しい。「いたいた!あっちにも!ありがとうございまーす。今日は多くない?次来る時は友だち10人くらい声かけて連れて来てね。」
「30代は?あ、いた!」20代がほんとにあちこちに見受けられました。30代はとても少なかったです。
「ついでに40代!」ここから先、40代以上はついでです。(笑)
「50代!」はーい!!と大勢の手が挙がりました。さすがにメインのファン層。勢いもあります。
「はい、60代!」はーい!! 声のトーンが明らかに50代より太くなりました。50代が圧倒的に最多ですが、60代も意外と相当な数。
「70代!」はーい! おおーっ!!と歓声が上りました。さすがに数が少ないですがその分目立って羨ましい感じ。
「80代はいるかもしれないけど聞かないほうがいいかな。」アピールする声もなく、たぶんいらっしゃらなかったと思います。
でも森高さんがずっとライブをやっていてくれたら、その頃に70代、80代になっている方が増えていくかもしれませんね。そして、みんなで元気に集まれるといいですね。“長寿の秘訣は森高ライブ”なんていう見出しでメディアに取り上げられたりして。
「幅広く森高のことを応援しに来てくださって本当にうれしいです。また是非コンサートで会いたいのでよろしくお願いしまーす!」
「暑いけど皆さん大丈夫ですか?正直私も疲れました。暑さがなければもっと行けたんですけど。」おおーっ!! 「暑さには勝てないです。だから8月はやらないんです。」爆笑 「知ってる?私、2時間半も動いて踊ってずっと立ってるんですよ!」拍手 「しかも、こんなに高いハイヒールで!」とかかとを見せる森高さん。「凄いでしょ?」
自分のことをあまり凄いでしょと言ったりしない森高さんですが、今回は珍しくこんな流れに。
「でもこういうおかげで、怪我も風邪も引かずにやれています。また皆さんの顔をライブで見たいのでまたお会いしましょう!」
「それでは、今年の前半戦最後の曲になります。」ええーっ!!! 「もっともっと元気になってください。皆さん今日は声が枯れてもいいです。元気になって帰っていただければいいと思います。『テリヤキ・バーガー』聴いてくださーい!」
これでしばらく森高さんとお別れ。「テリヤキ・バーガー」で思い切り盛り上がりました。
「めっちゃ楽しかったです!ありがとうございましたー!楽しかったあ。気を付けて帰ってくださいね。また9月に会いましょう!また来るけんねー!!」
最後に頭上での大きなハート❤️2連発!
前半戦最後の三本締めの音がとても綺麗にホールに響き渡りました。
「九州育ち」が1曲追加されてのスペシャルなセトリ。MCも少し長くなっていたようです。那須塩原では終演後の臨時バスを考慮して時間厳守での2時間半でしたが、この日は約2時間40分と普段より10分増しとなりました。
また9月から森高ライブに参戦してレポートをお届けしようと思います。
どなた様も暑さに気を付けて御自愛ください。
前半戦どうもお疲れ様でしたー!
森高千里インスタ:https://www.instagram.com/p/DMkrY9GTzpy/?hl=ja&img_index=1
<セットリスト>
01. NEW SEASON
02. 地味な女
03. 勉強の歌
MC
04.九州育ち
MC
05.ファイト!!
06.二人は恋人
07.SWEET CANDY
MC
08. 素敵な誕生日
09. ロックン・オムレツ
MC
10. 渡良瀬橋
11.ライター志望
12.臭いものにはフタをしろ!!
MC
13.風をあつめて
14. 17才
15. 私がオバさんになっても
MC(メンバー紹介)
16. 気分爽快
MC
17. オーバーヒート・ナイト
18.夜の煙突
MC
19. 私の夏
(アンコール)
20. 雨(ロック・ヴァージョン)
MC
21. この街
(ダブルアンコール)
22.テリヤキ・バーガー