「令和8年熊本地震復興支援 浜崎貴司 GACHIスペシャル in 熊本城ホール2026 」
浜崎貴司 vs.奥田民生 vs.のん vs.森高千里 vs.YO-KING ゲスト:浦沢直樹
2026年10月10日(土) 開場 16:30 / 開演 17:30
熊本・熊本城ホール
9月5日から「森高千里2026-27 今夜もWe feel fine♪」ツアーが始まるという矢先の1日に突如発表されたこのGACHIスペシャル。10月10日に動かせない予定が入っていた私はスケジュールが被ってしまってまったくうれしくない情報でした。“いつもの人たち”は当然のように駆けつけるんだろうなあ。—-と思っていたのですが、熊本は遠い。早く押さえることができないのでは飛行機代も高い。土日に仕事がある人は、ツアー分の休暇を確保している状態で、さらに休むのは厳しい。結局多数の人たちが“諸般の事情により欠席させていただきます”という感じになりました。
そんな事情が特にない、とても羨ましい仲間の皆さんが参戦してきたので、レポートにまとめてみたいと思います。内容を知ることができただけでもよしとしましょう。
このGACHIスペシャル。FLYING KIDSのボーカルであるミュージシャン・浜崎貴司さんが主催する、ギター1本と歌声のみでアーティスト同士が1対1でガチンコ(真剣)勝負を繰り広げる弾き語りライブシリーズなのです。 浜崎さんのデビュー10周年を機に、「新たな音楽やアーティストとの出会いを求めてスタートしたとのことで、通常の対戦形式から発展し、お城や大型ホールなどの特別な会場で複数のアーティストが集結するフェス形式や復興支援イベントとしても開催されているそう。
なので、今回もあくまでも浜崎さんのギターがメイン。ドラムやベースやキーボードはいません。
まだ入場が続いている中、オープニングアクトはcobyさんによる「エンディングノート」。cobyさんは本名“媚山香織”さん。熊本在住のシンガーソングライターです。
そして、開演時間となって、まずは司会進行役のDJ・ディスクジョッキーのかなぶんやさんの司会進行役で大西一史(おおにしかずふみ)熊本市長とスペクトラムやKUWATA BANDのパーカッションを担当した今野多久郎さんのトーク。ここらへんはさすがにあまり詳しい情報はありません。GACHIスペシャルが開催されるようになったいきさつなどのお話や熊本城ホールについてなどの話。熊本城ホールは耐震構造が高いそうで、建物内に備蓄倉庫があったりするそうです。女性の個室トイレの数も普通のホールよりたくさん用意されているのだそう。そんな避難所としての機能を備えたホールなのだそうです。
ステージには浜崎さんと出演者の物と思われる何本ものアコースティックギターが用意されていたそうです。写真に数本見えますね。「出演者の中に1人、オバさんにならない人がいるんですよ。」と熊本市長。どうも楽屋に挨拶に行った様子。うらやましー!
かなぶんやさん曰く、「森高さんと最初に仕事をした時はまだ高校の制服を着ていました。そんな頃からのつきあいです。」だそうで、かなぶんやさんなどと森高さんの繋がりは長いんですね。
挨拶とトークが終わると浜崎貴司さんが登場して出演者の紹介。森高さんが姿を見せると森高ファンは一斉に名前を叫びました。「森高さんの時は凄かったですね。」なんて浜崎さんが言うと、森高ファンはさらに叫びまくりだったようです。

最初の1曲は全員で「GACHIのテーマ」。歌割りがあって、順に歌うような作りの曲。続いて「デイ・ドリーム・ビリーバー」。この曲、ご本家のモンキーズの場合は「デイドリームビリーバー」か「デイドリーム・ビリーバー」と表記されて、忌野清志郎さんのザ・タイマーズは「デイ・ドリーム・ビリーバー」なんですね。
ここからはYO-KINGさんのコーナーがあって、その後にのんさんのコーナーですが、ざっくり割愛させていただこうと思っていましたが、のんさんのコーナーの情報は少し届きました。
のんさんはギターの自ら弾き語りをしたそう。人前でやるのはなんと2回目だったとのこと。衣装は“平成のギャル男”のイメージだそうです。「夢が傷むから」では「あーまちがえた!もう1回やります。」とやり直し。可愛かったとのこと。そりゃそうだろうね。のんさんは生で見たかったな。俳優さんたちは役になり切るために練習を重ねて相当な腕前に達することが多いですが、のんさんはギターを弾く役をやったことがあるのかな?—-と思って調べましたら、小学6年生(12歳)の頃、地元で「マサヤン」という恩人に教わってギターを始め、GO!GO!7188や大塚愛、中島美嘉などのコピーを弾いたそう。テレキャスターやストラトキャスターを何本も持っていて、YouTubeチャンネルでも弾いてるんですね。全然知りませんでした。あれっ!?こんななの?(驚)ちょっと見てみてくださいませ。
のん – 薄っぺらいな(NON Valentine Live 2025 “bitter is better” ver.)
のんさんの出番が終わって、いよいよ森高さんのコーナー。
「次に出ていただく方は時間を止めている方です。今日も親衛隊の方がいらっしゃってるみたいです。さっきのあれやってみて。」と促すとモリッタカー!とまさに往年の親衛隊口調で掛け声が。「それでハッマちゃーんってやってみて。」ハッマちゃーん! これには客席から大きな拍手が。こういうノリが九州らしいよなあ。ちなみに過去の親衛隊についてちょっと詳しい私。当時、全国の中でも九州勢はマジで気合入ってました。全国の中でも熱いです。
森高さんが登場すると森高ファンが待ってましたとばかりにチサトー!モリタカー!の声を飛ばしました。ネットでみつけたレポートでは“親衛隊のみなさんもきていらっしゃったみたい”と表現されていました。森高ガチ勢はSNSでよく親衛隊と書かれることが多いですが、今回は上記の掛け声のファンがいたのでなおさらですね。
浜崎さんは森高さんの八王子公演をご覧になっていたそうです。「昨日はご実家に泊まったそうで。」と話したら、森高さんは「泊まってないです。」と返して「すいません。泊まってはないです。」って。森高さん、浜崎さんとの会話でいい加減なこと言ってたってわけですね。なんかそんなやり取りを知ると我々森高ファンは森高さんらしいなあと思っちゃいますよね。(^^) しっかり者なんだけど、テキトーな所もあるという。
7月に熊本で地震があってからは熊本に帰れなかった。9月からツアーが始まった中、熊本に来れて良かった。地震があって心配になって家族や友人の連絡したら無事だと分かって安心した。熊本の人たちは明るくて元気で前向き。絶対頑張れるはずだと思った。—-といったことを森高さんは話していたそう。
「GACHIはいつも弾き語りでやってもらうんですけど、森高さんは手ぶらで来たそうです。」と浜崎さんが言うと、森高さんは「すいません。あ、でも一応リコーダーを持って来てます。」
「私がバッキングさせていただきますので。」「芦田愛菜さんがやってくれるんですね。」笑
登場した時に浜崎さんが自分のことを「芦田愛菜でーす!」と言ってスベっていたのをネタにする森高さん。なんだこのアドリブ力。なんか、このやり取りを知って、森高さんのノリが良かったのを感じた。

まずは「渡良瀬橋」。森高さんが間奏でリコーダーを吹き終わった後はいつも通り森高ファンから拍手があって、周りの方々も拍手。アコースティックギター1本での「渡良瀬橋」聴きたかったなあ。森高さんのライブでもやって欲しい。—-と、書きつつも、やっぱりマリアちゃんのソロが聴きたいか。そうだ!マリアちゃんのギター1本でやればいいのか!あー、でもホーリーのパーカッションも聴きたいよな。今のところはホワイトクイーンの演奏での「渡良瀬橋」を楽しもう。
「リコーダーいいですねえ。でもその衣装でリコーダー吹かれると頭ぶっ壊れますね。」と浜崎さん。いつもは浜崎さんはジャケットを着ないそうですが、今回は森高さんの衣装に合わせてジャケットを選んだのだそうです。「そのジャケットも光ってますね。同じですね。」と森高さん。
「皆さん、朝に聴いていたかと思います。元気になっていただきたいのでこの曲を選びました。」ということで「ララサンシャイン」。ツアーではBrand-New Versionでやっているので、まるで異なるアコースティックヴァージョンを聴けて、違いを感じられて良かったですね。イントロはなしで、浜崎さんの「ワンツースリー」のカウントで歌い出し。森高さんは途中ちょっと噛んじゃったみたいです。ステージ上にはプロンプターはなかったんだろうな。頑張ってっ!!
参加していないと、森高さんが歌っている間、森高ファンがいつものような振りをやっていたのかとか、そういう状況をレポートできないのが残念です。
ここでサプライズゲストのくまモンを呼び込み。大拍手に包まれてくまモン登場。相変わらず大人気です。

浜崎さんと森高さんで「くまモンもん」。ダンサーはくまモン!!
ああ、羨ましすぎるっ…。
「県外から来てくれた人もいらっしゃると思います。県外から来た人~!」はーい!!
森高ファンはあちこちで手を挙げていたでしょうね。
最後は「この街」。歌う前にサビでの手の振り方を森高さんがやって見せて“練習”。間奏では森高ファンのフッフッー!の掛け声も。セリフは当然“馬刺し”。
「ありがとうございましたー!」と挨拶して、森高さんはステージを後にしました。


次のコーナーはTシャツ紹介。そして、そのイラストを描いてくれた漫画家の浦沢直樹さんが登場。浦沢さんは初の熊本だそうです。ライブドローイングをやったそうです。これは美味しいですね。描いている間は浜崎さんがギターでBGM演奏。そして、20世紀少年ケンヂの歌「グータラスーダラ」。正式な曲名は 「ボブレノン」(Bob Lennon)。 ボブ・ディランとジョン・レノンの名前を掛け合わせたものだそうです。作詞・作曲: 浦沢直樹(劇中の主人公・ケンヂの名義)。 映画『20世紀少年 最終章 僕らの旗』などでは「グータラスーダラ」という通称やフレーズ(「グータララ スーダララ……」)が重要な鍵として登場するそうです。そんなわけで、浦沢さんのギターでの「Bob Lennon」。被災されてまだ家に帰れない方も大勢いらっしゃるかと思います。YouTubeでこの曲を聴いてみて、色々なことを想ってぐっと来てしまいました。いい曲ですね。森高ライブでカバーしたら聴いてみたいな。
ゲストのラストは奥田民生さん。最初の曲は「森高さんがいるということで『私がオジさんになった』」。私は奥田さんの曲を数曲しか知らないので、YouTubeで聴いてみたらこんな曲なのかあと新鮮でした。
この後、奥田さんが数曲歌ってから、浜崎さんのコーナーになって持ち歌を2曲。
そして、出演者全員を呼び込んで、浜崎さんが森高さんに「戻るとしたら何時代に行きたい?」と質問。「高校時代に戻りたい。」それを受けて「俺も一緒に戻りたい。」
我々も一緒に戻って、高校時代の森高さんを生で見てみたいですよねえ。生で見たらとんでもなく可愛いんだろうな。各出演者に何時代に行きたいと質問したそうです。
ここからは全員で歌うコーナー。
「タイムマシーンにおねがい」はサディスティック・ミカ・バンドのヒット曲。今回のようなイベントで、全員でよく歌われる気がします。ここで森高さんはタンバリンを使っていたそうです。この曲はのんさんが2017年に音楽活動を開始した際のデビュー曲としてカバーしたそうなので選曲されたのかな。

「世界中の誰よりきっと」は中山美穂さんへの追悼。コロナで中止となったGACHIスペシャルに美穂さんが来る予定だったそうなのです。この曲、森高さん結構得意なので聴きたかったなあ。「生きてたら絶対呼んでたな。そうしたら美女だらけだったね。」と浜崎さん。
浜崎さんや奥田さん、YO-KINGさんの野太い感じの歌声に森高さんのクリアな声やのんさんの可愛い声。どんな風に混ざりあっていたんでしょうかね。

本編最後にもう一度「GACHIのテーマ」。この曲もYouTubeにアップされていました。森高さんのフレーズは ♪民生君、眺めはどうだい? だったそう。前述のレポートでは「みんなで一緒に歌っても森高千里さんの歌声がしっかり聞こえるので、スゴイ歌手なんだなと実感。熊本の誇りですね!」と書かれています。なんか森高ファンとしてうれしく思います。
アンコールを求める手拍子が続き、出演者が再登場。「アンコール」などのコールは特になかったとのこと。
浜崎さんが出演者の紹介をしてから記念撮影。なんと森高ライブでの撮影ではお馴染みの巨匠・三浦憲治カメラマンがボランティアで撮影に駆けつけてくれたそうです。すげーな。ということで、今回の写真は三浦さん撮影です。出演者やくまモンの影に隠れてしまった方々はせっかくの記念撮影だったのに残念でしたね。

アンコールに歌われたのはKANさんの「愛は勝つ」。応援歌として歌い継がれる名曲中の名曲。2011年3月に発生した東日本大震災の復興イベントとしてアップフロントが行った「がんばろうニッポン 愛は勝つ」プロジェクトでもこの曲が歌われましたね。2011年4月9日、神奈川県横浜市の山下公園で開催されたチャリティーイベント「東日本大震災救援『がんばろうニッポン 愛は勝つ』〜From Yokohama with love〜」に参加された方もいらっしゃると思いますが、その時にも歌われました。本当に応援の気持ちを込めるのにふさわしい曲だと思います。

特にそれぞれの挨拶などはなしで、浜崎さんの「ありがとー!!」の言葉で出演者たちはステージを後にしました。
こんな感じのイベントだったそうですが、これはさすがに配信とか放送はないのでしょうか。料金払ってでも見てみたいですよねえ。
参加された森高ファンの皆さん、どうもお疲れ様でした!!
おまけです。
森高さんは「お昼は小さい頃によく行っていた紅蘭亭の太平燕をいただきました!やっぱり美味しかったです。」とのことで大好きな太平燕(タイピーエン)を食べたそう。私は会楽園のしか食べたことがないので、次回熊本に行った際には紅蘭亭のも食べてみたいな。


森高千里インスタグラム:https://www.instagram.com/chisatomoritaka_official/p/DeWJOPaGqfQ/?hl=ja
【セットリスト】
<coby>オープニングアクト
エンディングノート
<全員>
GACHIのテーマ
デイ・ドリーム・ビリーバー
<YO-KING>
サマーヌード
空にまいあがれ
どか~ん with 浜崎
Hey!みんな元気かい? with 浜崎
<のん>
春よ受けて立つ
夢が傷むから
薄っぺらいな with 浜崎
<森高千里>
渡良瀬橋 with 浜崎
ララサンシャイン with 浜崎
くまモンもん with 浜崎&くまモン
この街 with 浜崎
<浦沢直樹>ライブドローイング
イラスト1 くまモン with はまモン
イラスト2 20世紀少年ケンヂの歌「グータラスーダラ」(「Bob Lennon」)
<奥田民生>
私はオジさんになった
あまりもの
君と僕 with 浜崎
ありがとう with 浜崎
<浜崎貴司>
ハイリゲンシュタットの遺言(FLYING KIDSの新曲)
幸せであるように
<全員>
タイムマシーンにおねがい
世界中の誰よりきっと
GACHIのテーマ
《アンコール》
<全員>
愛は勝つ
