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WOWOWバージョン 1998年1月3日(土)23:00〜24:00 OA

 “TAIYO ON & OFF”でのドキュメントを織り込んだ試みはどうも不評だった。耳にする感想や意見は圧倒的にこの試みを歓迎していないものばかりだった。私は努力する姿を知ることの出来るドキュメントが好きだし、エピソードを知ることが出来るメイキングも大好きなのであるが、何しろライブは通して見たいものだ。せっかく盛り上がっている気持ちがそがれるのがどうにも気に入らない。ドキュメントは別ブロックにするか、2枚組にして欲しいという声がML内でも多かった。ライブの感動をそのままに味わいたいという声が強い中、実際にWOWOWに対して意見を送ったメンバーもいたようである。今度はどうなるのだろうという期待と不安の中、このWOWOWでのOAの日を迎えた。

 幸いにして、内容は私たちファンの期待を裏切らない出来映えだった。それどころか、絶賛である! ライブでは分からない森高さんの表情がよく分かり、余分な映像加工を行わないストレートな編集に好感を持った。会場に入る森高さんや終演後の楽屋への入りなど若干のドキュメント部分があり、リアリティが増している。ステージ上だけしか分からない私にとっては、このようなステージ外の表情は確かに見てみたい部分なのである。あくまでもドキュメント部分はライブ中に行われた事象ではない。ライブ部分との違いをあのように明確にモノクロやスロー、画質を変えるなどして編集してあることを好ましく思う。

 ライブ映像と共に冒頭に「ミラクルライト」、ラストに「SNOW AGAIN」を配置した。これも、私は気に入ってしまった。実にTV的ではあるが、プロモーションビデオをフルに見る機会は意外と少ない。ライブ映像と共にプロモーションビデオもファンとしてはライブラリー的に扱いたい作品の一つなのである。

 ライブ映像の部分は、頭上カメラの使い方がちょっと気になった。森高さんと客席前列の距離感は分かるのだが、あまり前列のお客さんは動きが大きくなかったため、十分な効果を上げているとは思えなかった。

オリジナルエディットバージョン(LD、VIDEO)

 会場への入り、ステージへと進む森高さん。我々は客席で開演の時を待っていたから、こうした森高さんの動きを知る由もない。こんなシーンを見ることが出来るのは非常に貴重なことだと思う。

 ライブ映像の部分はWOWOWバージョンよりもカット割りを早くしてテンポを上げているものが増えた。WOWOWには入っていない「オーシャンゼリゼ」では、非常に緊張しているのが分かる。また、ミスをした後の森高さんの表情が良い。「雨」はこちらではカットされた。今回の作品ではMCが従来より長めに入れられた。森高さんからのファンへのメッセージとして受け止めたい。歌だけではなく、MCはライブに行けなかった方々にはうれしい部分だと思う。どう歌ったかと共に、どういうことを喋っていたのかが記録されていくことには十分意義があると思う。

 アンコールの際のステージ袖での動きや終演後、楽屋に戻る森高さんの映像も収録されている。廊下のシーンで花が映るが、初めに映った花がフレームアウトする瞬間にちらっとひまわりの花が見える。これが、たぶん森高ML有志で贈った花だと思う。

 また、エンディングのスタッフロールのバックに退場するお客さんたちの映像が使われているが、なんと私はモロに映ってしまった。(^^; 非常に良い記念になった。仲間も相当数映っていて、なんだか妙な感じでさえある。私たちの深い想いがそこはかとなく醸し出されていたのであろうか?(爆)

 これは両バージョンに共通する部分だが、「あなたは人気者」での演技指導(森高さんはこう言ったが、振り付けである。(^^;)は楽しいコーナーだと思う。そして、この部分が両バージョンで採用されたことは、特に新しくファンになった方々への強烈なメッセージなのだと思う。つまり「森高ライブはお約束で楽しもう!!」という事である。聴くだけでなく、一緒に盛り上がるのが森高ライブの特徴なのだと思う。少なくとも森高MLのアクティブなメンバーにはそう語る者が多いし、会場での皆さんの表情もお約束中の方が良い笑顔をしているのである。映像の中にも数多くの笑顔が記録されている。相変わらず森高ファンはライブ中に笑顔でいるのである。つまり、“楽しい!”のだ。この楽しいということが、森高ライブの真髄なのだと思っている。

 B面はシングルメドレーで始まる。ここからは一気に会場が盛り上がっていく。やはり、最終日! 昔からのファンはそれまでのどの公演よりも多かったのである。開演前の入場待ちの列を見ていても、明らかに平均年齢が高かった。サラリーマンが多くて、そう何度も行けなかったせいもあるだろうが、やはり最終日の良さを知っている方々が集まっていたのだと思う。

 いずれにしても、また森高ライブの映像が一つ残された。今後、あとどのくらいの作品が残されていくのだろうか? 私は少しでも長く続いていって欲しいと願っている。


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