Pacific Heaven <Final>

Pacific Heaven Club Band

1999.8.27 Fri. 大阪城ホール

遠征の宿泊先となるホテルにチェックインし、され大阪城ホールへ向かおうという時、PHSの着信音「電話」が鳴り響いた。
「もしもし、大阪城公園駅からですが、森高さんは体調不良で出ません!」

今回の3公演が体調不良で不参加となることは事前から予想できる事だった。しかし、名古屋・横浜と森高さんはいつもと変わらぬ元気さで歌い上げてくれていたから、最終公演となる大阪できっちり、すっぱりと「これでしばらくお別れ!」なるはずだった。駅からホールにかけて、森高千里不参加を告げる幾つもの看板が設定されていた。チケットの払い戻しに応じるということも書かれていた。お目当てはあくまでも森高千里なのである。不参加なのに見るべきか、それとも払い戻しを受けるべきか。私は相当悩んでいた。
森高ファンの仲間がすでにホール前に集まっていた。皆、参加するという。私は迷ったままの状態で、ホールに入って行った。開演時間を15分ほど過ぎた頃、灯りが消され、オープニングが始まった。

以下のレポートは偽らざる私の気持ちを含めて、ありのままに綴ったものです。今回はちょっと辛口。

1.Pacific Heaven のテーマ (全員)

暗いステージ上を出演者の面々が登場して来る。「この中には森高さんはいないのだ。」そう思うとまるでライブに来ている気がしなかった。根本さんの喉の調子がおかしい。高音部に伸びが無く、誤魔化しながら歌っているのがわかる。前2公演とは違う歌い方をしていた。

2.私がオバさんになっても

イントロが始まった。森高さんの曲はそのままやるのか?しかし、森高千里の代表曲である「私オバ」はイントロのみで終わってしまった。すると根本さん、KANさん、サムエルらがステージの前に横並びになった。
「どうも申し訳な〜いっ!!」なんと土下座である。私は一瞬失笑したが、土下座というのは最大の謝罪の姿だ。やっぱり森高さんは出ないのだという失望感を再認識することになった上、同じ事務所であるとはいえ、森高千里の為に他の出演者が行っているその行為に目頭が熱くなった。私にとっては相当辛いライブになりそうだ。

3.レコード(サムシングエルス)

サムエルのMC、仲が悪そうなシチュエーションでの掛け合いだが、3度目となるとあくまでもネタなので、「またか」という感じ。3回も行く奴はそうそういないからこれでいいのかな?なんだか妙に冷めて見ている私。(^^; 手拍子をしようにも腕が重くて叩けない。 

4.まゆみ(KAN)

KANさんの弾き語りはとても良い。森高さんもどうせならこれくらい弾き語って欲しいものだなどと思いつつ聴いていた。KANさんのちょっとガラガラっぽい声質も結構耳に馴染んできた。

5.夢伝説 (スターダスト☆レビュー)

<MC>
(根本)森高は体調が悪いということでお休みです。行きたいという意志は最後まであったようです。森高からFAXでメッセージが届いているので読みます。(裏声で読み始めたため、客席から笑い声が起こった。)

 この会場にわざわざ足を運んでくれたファンのみなさん、そしてパシフィック・ヘブン・クラブ・バンドのメンバーのみなさん、今日は本当にごめんなさい。
 当分の間産休するつもりでいたので、とりあえず今日が最後のコンサートということですごく楽しみにしていたのですが、どうしても体調がおもわしくなく今まで一度もコンサートを休んだことがなかった私としてもとても残念です。
赤ちゃんがお腹にいることを考えれば今は無理ができないのでごめんなさい。今日は休ませて下さい。でも、みんなが私の分も含めてがんばってくれると思うので最後まで楽しんで帰って下さい。

                                             森高千里

6.雨(KAN)  

KANさんの弾き語りによるもの。森高さんが歌うのとは違った感じなのだけど、心に染みてきた。さすがだ…。森高さんの場合は「弾きながら歌っている」という感じだが、KANさんはあくまでも「弾き語り」なのだ。この“語っている”感じってなかなか難しいかも。

<MC>
(east cloud たいせい、まこと)

この二人は漫才ノリなんだけれども、どうもイマイチ。まだまだ修行が足りない感じ。シャ乱Qのライブではどうなのかな。

7.Yours (east cloud)

<MC>
(根本)(KAN)(Chere)
今回は比較的あっさり目の紹介MCとなった。

8.かまわないで・・・〜ハート・唇・涙〜 (Chere(シ・エ・ル))

何しろここらあたりが非常に眠くなるのである。(^^;
静かな曲を座って聴かせるとそうなる---と思う。前の曲と合わせて、訴えかけるものが感じられない曲だ。残念ながら、私にはそういう風にしか聞こえない。

9.上を向いて歩こう

3公演の中ではイマイチの出来だったが、それでもこの曲は名曲だ。アカペラっていいなあ。大好きだ。この曲でも根本さん、ちょっと辛そうだった。

<MC>
(サムシングエルス)

10.あいのうた(サムシングエルス)

<MC>
(サムシングエルス)(Temiyan)

11.もう一度今を選ぶかな? (Temiyan)

宮手さんだから、ニックネームがTemiyanなのだそうだ。森高さんのいないライブは選べないけど、生まれ変わってもそこに森高さんがいたら、また「もう一度森高千里を選ぶよね?」>森高ファン

<MC>
(KAN)

12.君が好き胸が痛い(KAN)

<MC>
谷村友美登場。横浜に続き浴衣姿だ。甲高い声は苦手。(^^;;;;; なので多くを語らず。

14. 恋に落ちた(谷村有美)

15. 木蘭の涙(スターダスト☆レビュー)

思えばスタレビを認識したのはこの曲が最初だった。根本さんの歌声に惚れた。来年ライブがあったらたぶん行ってしまうだろうな。ギターもうまく、MCも楽しく、声も良い。文句の付けようがない。

<MC>
(east cloud=たいせい、まこと、女性ボーカル)

17. 森高メドレー  

気分爽快  (east cloud、Chere)

お客さん達が一斉に立ち上がり、ステージ上の出演者達の振り付けを真似る。スタンド席の上段にいた私は綺麗に揃っている腕の振りを見ながら、参加者の皆さんがライブ好きであることを実感した。いつのまにか、歌詞を口ずさみはじめた自分に気が付き、心の中で失笑した。でも、あくまでもこの振り付けではやる気は無い。あくまでもオリジナルでやりたい。そう思います。>森高さん&その他の皆さん

手をたたこう  (east cloud、Chere)

やっぱり一緒にやるのは楽しいよね。よく見りゃ、2割くらいはやってないのだけれど、やっている人の方が明らかにいい顔していた。

17才  (Temiyan)

まだ、森高さんのファンになる前、森高さんがこの歌を歌うのが嫌だった。ファンになってからは森高千里じゃなきゃイヤだ。(^^;

この街  (スタレビ 根本要)

私は森高ライブ中、一緒に歌うのが好きだ。聴いてるんだか、歌ってるんだか。(爆) この頃になると相当気分も回復。やはり森高ソングのヒーリング効果は高い。

渡良瀬橋 (根本要) フルコーラス (リコーダーは、KANとサムエル)

歌詞の語尾を変えながら歌っていた。オリジナルのキーで歌うのはさすがにきつかったようだ。(^^;

<MC>

18.遠くで汽笛を聞きながら (堀内孝雄)

演歌調の歌い方になっている。谷村新司はシャンソン風になっているが、堀内孝雄は演歌。あくまでもアリスはニューミュージックだったんだよね???森高千里が将来、演歌歌手になろうとも私はファンでいることを公言してます。なんと言っても「酔わせてよ今夜だけ」の超ファンなので、復帰ライブでは着物姿で歌って下さい。(^_-)-☆>森高さん

<MC>

「どうも、堀内孝雄です!サンキューオヤジです!!」(爆笑)

19.君の瞳は10000ボルト (堀内孝雄)

この2曲は私にとっても青春時代の思い出深い曲だ。アリスのコンサートにも何度か行っていた。妹がFC“アリスの飛行船”事務所によく遊びに行っていた。兄の方はバーニングプロ系だったけど。(笑) まあ、そんなことはどうでもいいか…。(^^;

よく100万ボルトと間違われるが、鉄腕アトムの100万馬力とごちゃ混ぜになっているのだろう。それにしてもベーヤンは大受けだった。これもまた大御所ゆえにさすがである!!

20.愛は勝つ (KAN)

しかしまあ元気が湧く曲だなあ。こういう曲でファンは元気になったり、勇気が出たりするものだ。今回会場を埋めているのはスタレビファンが最大勢力、次にKANファンだろう。森高ファンはたぶん3番手。どこのファンも元気の良い人たちがいる。森高ファンは結構「ちさとー!」などと叫ぶのがパターンだが、よそのファンはちょっとおとなしい。今日は森高さん欠場の為、森高ファンは叫ぶチャンスも無くいたって静かだった。

21.ラストチャンス (サムエル)

スタレビの前座をつとめていたサムエルはスタレビファンにはお馴染みなのだろう。上から見ているとスタレビファンも一所懸命応援していた。昨年の森高ライブツアー中、大阪公演の終演後のオフ会でカラオケをしたが、「この街」などを私が歌い声援と“お約束”をしてもらった。あんなに気分が良くなったのは珍しいことだった。ステージに立つ人々はこういう気持ちになるんだなと思い、より一層応援していきたいと思ったものだ。

22.今夜だけきっと(スターダスト☆レビュー)

<アンコール>

スタレビの寺田正美とeast cloudのドラマー2名が登場。マーチのリズムを刻み始める。そして、森高さんを除く出演者全員が登場、下手から上手へ向かいお客さんに挨拶。その後、下手の端まで行って挨拶。

アンコール1.Thank You(スターダスト☆レビュー)

アンコール2.すべての悲しみにさよならするために (KAN)

「一度遊びに来てよ」は結局歌われなかった。色々な思いがこみ上げてきて、ちょっと目がうるうるになってしまった。森高さんは腰に爆弾を抱えてずっとやって来たらしい。発熱で辛い日もステージに立って来た。本当に欠席しないファン思いの森高千里なのである。昨年の釧路公演は物凄く辛そうで、「もう休んでもいいのに…」と思うほどの状態だった。それでも初めての釧路なのである。長年森高千里を待っていたファンの為にも歌いたい。そんな強い意志が感じられた。

“最後”だと思っていた“時”が無くなってしまうのは残念だ。けれども、これは長い森高ライブの通過点の一つに過ぎないのだ。引退公演が無くなってしまった訳ではない。元気な赤ちゃんを産み、育て、腰を治してきっとまたステージに戻って来てくれるに違いない。

Pacific Heavenは本当に良い企画だったと思う。バンド形式でのライブだとは思っていなかったので大いに驚いた。3公演すべてに参加したことをうれしく思う。スタレビやKANさんなど他のアーティストのライブにも興味を抱いた。森高千里ライブにも興味を持ってくれたらいいなと思う。子供が産まれようと腰が悪かろうと森高千里は森高千里だ!!また、ライブで盛り上がろうぜぃ!!!


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