コンサート・エピソード

        

学園祭'92 慶応大学記念館

実は私はお間抜けをこいて、三田校舎に行ってしまったのである。まったく、東京の田舎者なのだ。地方から来て住んでいる東京人の方がよっぽど東京に詳しいだろう。
会場に着いたのは、開演をだいぶ過ぎての、19時55分だった。駅からずっと音が聴こえていて、あせりまくり思いきり駆け込んだのを覚えている。すでに、会場はすさまじい熱気と歓声に包まれていた。大学の学園祭=その学校の生徒を中心に大学生が集まっている、という先入観があった。なのにみんな“お約束”を知っているのであった。前後左右みんな揃ってである。それまでに、見ていた森高ライヴとはちょっと違っていた。もう、大騒ぎ!!しかも、11月なのに暑い。(^^; 空調が効いてないのと、あまりにも熱気が多いせいだったのだろう。段差のないフラットなフロアでのオールスタンディング。全然、森高さんなんて見えやしなかった。でも、“GET SMILE”のジャンプは最高だった!みんなで跳ぶと着地の時にドーーーン!!と建物が響いていた。床が抜けないかなとちょっと心配だった。「学園祭ライヴってこんなにいいのか…。」なんとか参加できた喜びと、それまでの学園祭に行かなかった後悔が入り交じっていた。
ライヴが終わり客電が付くと左側にいたのは、なんと高校1年生だった。周りを見ると確かに大学生が多いようだったが、おじさんもいるし、女の子が結構いた。私はこの高校生と会場を出る順番が来るまで話していたが、その後、どの会場でも会うことが無い。でも、彼はその後も森高さんのライヴに足を運んでいるに違いない。


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